埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

今週(月曜~木曜)の投稿は勤め先の話題ばかり・・・

標題の通りです。今週は月曜から木曜まで4日連続で勤め先の会社の話題になりました。

〇 10月28日(月曜日) 労働時間短縮のため労働の密度が濃くなり疲労で倒れ込む

〇 10月29日(火曜日) コピー機(複合機)の使い方がデタラメな人々に辟易

〇 10月30日(水曜日) 今の勤め先では排斥され続けて十余年・・・

〇 10月31日(木曜日) 意欲も能力も無く、消極的で受け身の姿勢の女性職員

このように勤め先の話題に偏りました。

新卒で入社した方々には判らないと思いますが、過去に他の会社や団体などで働いたことがあり、中途採用で入社した方でしたら、この会社独自の習慣や独特の社風に困惑しているのではないかと思います。

私は19年以上勤めていますが今でも馴染めず、毎朝出勤するときには「不思議の国」にでも行くような感覚になり、かなり緊張してしまいます。

そんな状況ですので、3連休の前日の今日の夜は本当に嬉しいです。

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明日からの3連休が、年末年始を除き今年最後となる3日以上の連休。11月11日からは7週連続で週5日勤務になります。勤め先の会社は年末は12月28日が土曜日にもかかわらず出勤日になりますので、今年の最終週は6連勤!ウヒャ~(><)

それもこれも、11月23日の勤労感謝の日が土曜日に重なってしまったことと、12月23日の天皇誕生日が消滅してしまったことが原因。

11月と12月は有給休暇を適度に行使してガス抜きしないと、精神が参ってしまいそう・・・。

 

あ、そうそう、7週連続の「週5日勤務」で鬱々たる気分なのですが、さらに頭が痛いのは、11月15日(金曜日)~16日(土曜日)に職員旅行があること。

職員旅行は20年以上前に廃止されていましたが、一昨年突然復活し、今年もまたあるのだそうです。金曜日なので出勤日ですので私用があるなどで不参加にしづらいですし、前回(2年前)はあれこれと理由をつけて旅行への参加を拒否しましたので、さすがに2回連続で参加しないのはマズイと判断し、今回は仕方なく参加することにしました。

しかし、職場内ではもう殆ど話し相手もいませんし、あぁ、困ったなぁ・・・というのが今の偽らざる心境。

15日(金曜日)は朝9時にバスで職場を出発し、伊豆で昼食を摂り、三島の大吊橋で遊び、15時に熱海のホテルに到着するのですが、その間誰とも話すことは無いのかと思います。

夜の宴会はさらに憂鬱。酒癖の悪い連中とは関わりたくないので、ポケGOでもやるか、部屋に戻りアマチュア無線の運用でもしようかと考えています。2エリア(東海地方)での移動運用は初めてです。

翌日(11月16日・土曜日)は朝9時にホテルを出発し、来宮神社小田原城に立ち寄り、午後3時45分ごろ職場に到着するようです。旅行の様子はこのブログにアップします。

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3連休初日の明日は、朝から少しだけ出勤しますが、来客や電話が来ない日に一気に事務処理をして、溜まった仕事を片付けるのは気分がよいので、休日の出勤そのものは苦になりません。

困ったのは2週間後の職員旅行です・・・ハァ(><)

同じ事務所に巣食う「発注しかしない」女性職員・・・

今週に入って、月曜、火曜、水曜と、3日続けて勤め先の話題になっています。このところ職場のストレスが酷くなっているんですが、自宅に帰ったときくらいは、職場のことを忘れたほうがいいんですよねぇ・・・。

と、言いながら、今日も職場の話題です。同じ事務所に巣食う女性職員なんですが、「極めて具体的に指示されたこと以外は絶対にやらない」方針で驚いてしまいます。

日頃から、私も仕事なんかに全力を注ぐ必要は無いと思っていますが、ここまで消極的で受け身の姿勢の職員がいますと呆れてしまいます。数年前にたまたま聴いた、この女性職員と男性上司(部長)の会話を紹介しましょう。

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登場人物

M 子:40才代半ば、入社2年目事務職。家庭は裕福でセレブ感あり。ワガママ独善

S部長:40才代後半、製造部長でM子の上司。仕事はデキルがM子にはナメられている

 

工場の消耗品であるガムテープ(正確には布粘着テープ)の在庫が少なくなり、S部長がM子に発注を依頼したときのことです。

 

S部長 「M子さん、幅100ミリのガムテープ90巻発注しておいてください」

M 子 「え? あ、私、それやったことがありません」

S部長 「え、そうだっけ。先週、幅50ミリのガムテープ頼んでもらったよね?」

M 子 「あら、そうでしたっけ、でもそれ50ミリですよね。100ミリじゃな

     いですよね。100ミリは、やったことがありませんよ!」

S部長 「あははは、そうだよね。同じところに今度は幅100ミリのガムテープ

     90巻頼んどいてね」

M 子 「なんで90巻なんですか? 100巻ではいけないんですか?」

S部長 「あぁ、1箱18巻入りだから、5箱で90巻だよね」

M 子 「あ、そうですよね。最初からそうだと思っていました」

S部長 「じゃ、幅100ミリのガムテープ90巻、お願いね」

M 子 「どこに発注するんですか?」

S部長 「先週の50ミリと同じ、T商会さん」

M 子 「あ、そうですよね。でも私、電話番号が分かりません」

S部長 「今、調べてあげるよ・・・あ、048-✖✖✖ー〇〇〇〇だね」

M 子 「でも私、T商会の誰に頼めばいいのか分かりません」

S部長 「え、先週頼んだのは誰だった?」

M 子 「憶えていません、そんなこと」

S部長 「あ、△△さんですかね」

M 子 「どのように頼めばいいんですか?」

S部長 「先週、幅50ミリのガムテープを発注した時と同じですね」

M 子 「憶えていません、そんなこと」

S部長 「あ、いや、ただ幅100ミリのガムテープを90巻いただきたいと伝

     ればいいんじゃないかな」

M 子 「わかりました、電話してみます」

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ここで、この話題に出てくる幅50ミリと幅100ミリのガムテープ(正式には布粘着テープ)をご覧ください

↓ 左が幅50ミリ 右が幅100ミリ。いずれも使いかけで、新品ではありません

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M子がT商会に発注の電話をします。

 

M 子 「※※※(会社名)のMと申します。△△さんはいらっしゃいますか?」

T商会 「はい、△△です。Mさん、先日はご注文ありがとうございました」

M 子 「ガムテープで、幅100ミリのものを90巻お願いします」

T商会 「はい、ありがとうございます。100ミリ幅で5箱、90巻ですね」

M 子 「ええ、ではお願いします。失礼します」

T商会 「あ、先日と同じように、ファックスで注文書をいただけると助かりますが」

M 子 「ファックスですか?」

T商会 「はい、言った言わないというトラブルを避けるため、ご注文は書面でいただ

     くことにしております。先日いただいた注文書と同じようにお願いします」

M 子 「・・・・・、わかりました。では失礼します」

 

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M子、またS部長に質問を投げかけます。

M 子 「注文書、ファックスで欲しいそうなんですけど・・・」

S部長 「先週もファックス送っていたよね」

M 子 「憶えていません、そんなこと」

S部長 「M子さんのパソコンの、ほら、このフォルダーに残ってるよ」

M 子 「あぁ、これ。私、憶えてます。この注文書作るの大変だったんですよ~」

S部長 「あははは、大変ですよね。これ50ミリを100ミリに直して・・・」

M 子 「ええ、直しました」

S部長 「あとは日付を今日に直そうか、そしたら印刷」

M 子 「印刷しました。そうですよね、私、今思い出しました」

S部長 「じゃ、ファックスしてもらっていい?」

M 子 「T商会のファックス番号がわかりません」

S部長 「あ、048-✖✖✖-〇〇〇✖だね」

M 子  ファックス操作中・・・

M 子  ジャリジャリジャリジャリジャリジャリ・・・・

S部長 「ん? 何の音?」

M 子 「ファックス送りましたので注文書はシュレッダーにかけました」

S部長 「え、あ、いや・・・それ・・・」

 

やや誇張した部分もありますが、大筋でこんなやり取りがありました。翌日、T商会から注文した品5箱、90巻が宅配便で届きましたが、M子は見向きもしません。代わってS部長がそのガムテープ5箱を倉庫に運び入れていました。私がS部長の立場なら荒れ狂うかも・・・・・

今の勤め先、排斥され続けて十余年・・・・

今の勤め先には平成12年9月に入社しましたので19年1か月が経過したのですが、自分でもよく続いていると思います。ここまできたら勤続20年の金一封(10万円)とリフレッシュ休暇をもらうまでは辞められないと思います。

 

入社する際には、前社長からは「将来の大幹部」などと期待していただいていたのですが、その前社長が退任し、新しい社長が就任すると一転して排除されることになります。

中小企業、特に同族企業の場合、社長や有力幹部の交代によって立場がガラリと変化してしまうことがあります。

私の場合、まずグループの親会社の経理・会計の職を解かれ、工場の雑用係に異動になり、次に親会社から一方的に解雇されて子会社所属になり、さらに役職を剥奪されて、いえわゆるヒラ社員に降格となりました。現在もその立場に変わりはなく、今日入社した人と私の立場は対等です。

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もっとあからさまな排斥を感じるのは、安全衛生委員会のメンバーに一度も召集されないこと。

安全衛生委員会とは、「労働者の危険又は健康障害を防止するための基本となるべき対策(労働災害の原因及び再発防止対策等)などの重要事項について審議を行う場」です。

私はこうした審議の場に参加して労働安全衛生に関して意見を述べたいと思い、「第1種衛生管理者」「衛生工学衛生管理者」「騒音振動関係公害防止管理者」「第二種作業環境測定士」「運行管理者(貨物・旅客)」と5つの資格や免許を取得し、工場内の労働安全衛生や安全運転にまで、幅広く知識を備えてお呼びがかかるのを待っていましたが、その機会はついに来ませんでした。ちなみに第1種衛生管理者は私のほかに2人いますが、他の4つの資格や免許は私が社内唯一の有資格者です。

会社の経営幹部にすれば、ただでさえ気に食わない上に、資格や免許の裏付けがあるヤツが安全衛生委員会に入ってくることはこれまでのやり方を否定されかねないので嫌なんだろうと思います。

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今の会社に勤めて20年目になりますが、出勤時に事務室に入室する際にはハッキリした声で「おはようございます」と発声し、一礼してから入室します。(私がその日一番に出勤することが殆どなので、その場合は省略していますが・・・)

また、帰宅する際には所属長の机まで歩み寄って「お先に失礼いたします」と申し伝えて一礼をし、退室する際にも一礼をして帰ります。このような役職員は他にいません。

ここまでしても、十数年にわたって排斥され続けています。実力とか能力とか、会社に対する貢献度とか、そういったことではなく、ただ社長なのか、役員なのか、誰かが私のことを大嫌いなんですよね。ただそれだけ・・・。

自分で申し上げるのも恐縮してしまいますが、事務作業のスピードと正確性には自信がありますし、お取引先の方々と良好な関係を誰よりも築いていると自負しています。それでも絶対に昇進や昇格の対象からは外れ、今日入社した人と同じ立場。

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まぁ、それでも、お取引先の方の中には、会社に対する不信感を強めている方もいらっしゃるようで、私が勤めている間は仕事を請け負うが、私が退職して別の人が担当になったらもう仕事は受けない、と仰ってくれるお取引先の方もいます。これには救われる思いがします。

コピー機(複合機)の使い方がデタラメな人々に辟易・・・

昨日に引き続き、今日も大忙しだったのですが、仕事が捗ったため気分は良いです。

このブログでは、会社が嫌いとか、仕事が嫌いとか書いていますが、実は仕事そのものは嫌いではないのかもしれません。勤め先に流れる独特の空気やそこにいる一部の人々のことが嫌いなのではないかと思うんです。

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こんなことを申し上げますと反感を買うかもしれませんが、かつて勤めていた一部上場の金融機関と現在の勤め先の中小同族会社とでは、「ダメな人」の割合が全然違います。上場会社勤務時には見たことも無い「いないほうがマシ」と思わせる人が、現在の勤め先には3割程度居座っています。

「役に立たない」のではなく「いないほうがマシ」なんです。そうした人々の行動を見ていますと本当にイライラします。「いないほうがマシ」なので、そうした人々が休暇を取って休んでくれると気持ちが穏やかになります。

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そうした「いないほうがマシ」な人々の行動をここに書いてみたいと思い立ちました。差し当たって今日は、事務所にあるコピー機(複合機)の使い方がデタラメな人々について書かせていただきます。

事務所にはかなり立派な複合機(コピー、プリンター、ファクシミリ、スキャナーなどの機能があります)があります。事務所内の数人は次のような使い方をするため、ストレスの原因になっています。

1.コピー用紙の最後の1枚を使っても用紙を補充しない。気づかぬフリをする。

2.受信したファクシミリを宛先の職員に届けない。見て見ぬフリ。放置。

3.複数枚コピーや拡大コピーをした後に枚数リセットや倍率リセットをしない。

4.糊や修正液のついた(乾いてない)原稿をコピーやファクシミリ送信して汚す。

5.紙詰まりを引き起こしても放置する。気づかないフリをする。

6.女性職員2人が複写機の前で井戸端会議しながらの~んびりとコピーをする。

などなど、コピー機(複合機)の周辺だけでもイライラのタネはたくさんあります。

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コピー機(複合機)にかかる「いないほうがマシ」な人々の行動を書きましたが、毎日毎日こうした人々のとった行動の後始末をやっていますと本当にイヤになります。

「いないほうがマシ」な人々の一番の特徴は、物事に気づかない、或いは気づかないフリをしてとにかく何もしないことです。それでいて自分は苦労しているとか努力しているとか主張したがる。

この「いないほうがマシ」な人々がまともに働くようになれば、誠実に働いている職員の負担が1割~2割軽減されると思いますし、そのための方法やアイデアも私は考えていますが、そんなことを主張したら、ますます嫌われ者になってしまいますので沈黙を守ります。

来年9月の勤続20年の金一封とリフレッシュ休暇をいただくまではガマンするしかありません。

月曜日の勤務を終え、疲労で倒れ込んでしまいました・・・

標題の通りです。

一昨年あたりから、労働時間短縮とのことで夕方5時を過ぎて職場にいることが認められなくなりましたので、就業時間内はもの凄い勢いで作業をし、別棟に行く際も全力疾走。移動距離が多い日は、走りすぎて脇腹が痛みます。

朝は就業開始時刻の1時間以上前から出勤し、午前10時の休憩時間(10分間)は返上。昼休みも自主的に15分程度短縮し、午後3時の休憩時間(10分間)も返上しています。

2年前までは、体調がすぐれない日や、特に慎重に行わなければならない事務作業などはペースを落としていましたが、今はそのような仕事のペースの調整や選択はできず常にフルスピードでバタバタと事務作業をこなすしかありません。

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しっかりとっした統計をとっているわけではありませんが、感覚としては周囲の人々も私も、仕事のミスが増えているように感じます。とにかく時間内に終わらせることが優先されますので、間違いないか再確認などしている余裕は無くなります。私の手許に回付されてくる書類や伝票類、図面にも間違いが散見されます。

とにかく大急ぎで仕事をこなして夕方5時までに無理矢理終わらせますが、朝から猛スピードで仕事をしてますので、夕方5時の終業のチャイムが鳴りますと、机に突っ伏して倒れ込んでしまいます。

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加えて、就業時間内は1分、1秒でも無駄にできなくなりましたので。特に飛び込み営業で来られる方に丁寧な応対ができなくなりました。

「あの~、ちょっと通りかかったんですが、話を聴いていただけますか?」

などと言いながら訪れる飛び込み営業の方に対しても・・・

「あ、いや、ちょっと時間が無いのでダメですね。」

と、そっけない返事しかできなくなりました。申し訳ないなぁ、と思いますが、本当に余裕が無いんですよね・・・

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そんなこんなで今日は疲れ果ててしまい、先ほどまで横たわっておりました。働く時間は確かに短縮しましたが、疲れは倍増しています。

今日のブログは慌てて書きましたので出来栄えはよくありません。こんな日もあるんだなぁ、と許容して下されば幸いです。明日はもう少し余裕をもって書きたいと思います。

次週からは「引きこもる準備」をしよう・・・

昨日は東京都墨田区にある住居兼巨大防火壁群、「都営白鬚東アパート」を見てきまして、15kmほど歩きましたので、今日は休養日です。

日曜日の今日、午前中はテレビで「NHK杯テレビ将棋トーナメント」深浦九段×近藤六段の対局を観戦。午後は勤め先の会社から持ち帰ってきた納品書の束を取引先ごとに仕分けする作業や、図面の内容確認作業などをし、夕刻になってから家族4人で参議院埼玉県選出議員補欠選挙」の投票に出掛け、帰宅後は最近ハマっているOfficial 髭男 dism」のミュージックビデオを鑑賞して、嫌な月曜日を控えて沈んでいる心を奮い立たせます。

56才の私でも、「ヒゲダン」の楽曲の素晴らしさや圧倒的な表現力には気づきます。最初に「ヒゲダン」の曲を聴いた瞬間に心が揺さぶられました。それ以来常に注目しています。短期間に数々の楽曲をリリースしている「ヒゲダン」。その素晴らしい楽曲、いや名曲を若い方々だけのものにしておいてはいけません。我々中高年世代の心にも必ず響きます。私は何度繰り返し聴いても、感動が色褪せないのですが、本当に不思議に感じます。

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さて・・・

昨日は「白東アパート」を訪れ、

今日はOfficial男 dism」のMV鑑賞で、2日連続で「ヒゲ」と名の付く建造物やバンドに関わったのですが、同じ「ヒゲ」でも「鬚」「髭」で違いがあります。この違いをお解かりでしょうか?

実は・・・

「鬚」は、あごひげ

「髭」は、口ひげ(口の上、鼻の下)

といった違いがあります。さらに、「髯」という字もありますが、これは、ほおひげを指します。

あ、話が横道に逸れました。スミマセン・・・

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このように今日は勝手気ままに過ごしてきましたので、みなさまからお寄せいただきました「コメント」や「ブックマーク」に対する返信が遅れております。申し訳ありません。できるだけ早く返信するよう努めます。

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本当は、この土曜日と日曜日は部屋の片づけをし、自室を覆いつくし埋めつくす大量の書籍、雑誌、新聞、カタログ、パンフレット、資料、写真、レコード、カセットテープなどを捨てて、自室をできる限り「空っぽ」の状態にする予定でしたが、結局できませんでした。次週の3連休から始めたいと思います。

自室にあるものはどんどん廃棄して身軽になりたいと思っています。殆ど何もない部屋に、本当に必要な書籍だけが書棚に収納され、畳の上には将棋盤(4寸盤)と座布団だけが置いてあり、部屋の隅には1台で1.8MHz~430MHzまで送受信できる小型のアマチュア無線機だけが置いてあるのが理想。

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そのためにも、身の回りのモノをどんどん捨てる割り切りや勇気が必要かと思います。余計なものが置いてなく、カランとした理想の部屋になりましたら、休日はその部屋に引きこもり、誰にも会わずに将棋の練習をしたり、気が向いたらアマチュア無線や海外放送の受信をしたいと思っています。

来年の9月には、現在の勤め先で勤続20年となり、祝い金(10万円らしい)と特別休暇(15連休か?)をいただけるようなので、あと1年は退職せずこのまま勤め続けたいと考えていますが、休日は自室に引きこもり、どこにもいかない、誰にも会わないことにしたいと思っています。

行ってきました! 都営白鬚(しらひげ)東アパート!!

この数週間は、週末になると大雨や強風でなかなか外出ができなかったのですが、今日は久し振りに気候が穏やかな一日になりましたので、東京都墨田区堤通2丁目にある、都営白鬚東アパートに行ってきました。

都営白鬚東アパートは、知る人ぞ知る「超巨大防火壁」

「アパートが防火壁? 意味が解らない・・・」と仰る方も多いかと思います。

墨田区隅田川と荒川に囲まれたいわゆるデルタ地域は、戦災を免れた木造住宅が今も密集しており、災害時には甚大な被害が発生することが予想されています。

関東大震災発生の際には、この地域の火災で逃げ場を失った人々約1万人が隅田川に飛び込んで命を落とす悲劇が起こっています。

そこで、この地域に防火壁と住居を兼ねた都営白鬚東アパートが造られました。昭和50年(1975年)着工、昭和57年(1982年)竣工。高さ40m、長さ約1200mの巨大な鉄筋コンクリート建造物。

では、早速写真で見ていただきましょう

↓ これです

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巨大な建造物が1200メートルにわたって延々と連なっていて、本当に壁になっています。この巨大防火壁の向こう側には10ヘクタールもの広さを誇る東白鬚公園があり、10万人が避難できるようになっています。東白鬚公園の先には隅田川が流れています。

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現地で実際にこの団地群(東白鬚第一マンション1号棟、都営白鬚東アパート2号棟~18号棟)を目にし、団地に沿って歩いてみますと、本当にそのスケールの大きさに驚かされます。

それぞれの棟と棟は普段は開いているのですが、災害時には門や鉄の扉が閉じられて、防火壁として、文字通り鉄壁の防御をする仕組みになっています。

↓ 16号棟と18号棟の間の「鐘淵門」。災害時には閉じられます

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↓ 2号棟と3号棟の間は狭いのでこのような鉄のシャッターが設置されています

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白鬚東アパートは、ただ単なる防火壁であるだけでなく、屋上には巨大な消火用水タンクや食料備蓄倉庫もあります。

↓ 屋上の水タンク(黄色の細長い形状)。全ての棟の水を合わせると約1000トン

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↓ 避難した数万人の一週間分の水や食料を備蓄する巨大倉庫

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この食糧備蓄倉庫は、12号棟から14号棟に相当するのではないかと思います。窓が無くて不気味な感じ、しかも屋上には無線通信回線なのか巨大な設備があります。しかし大量の食料や水などを備蓄している、非常に頼りになる倉庫です。

この巨大倉庫をくぐって200メートル進みますと、首都高速道路の堤通インターチェンジがあります。

そのほか、それぞれの建物には放水銃が随所に設置してあるなど、火災に対する備えも万全です。この団地やその周辺に住んでいれば、どんな災害に遭っても助かりそうですね。

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白鬚東アパートには、1カ所鳥居があります。

↓ これです「隅田川神社参道」

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白鬚東アパート建設よりはるかに古くから存在する隅田川神社と参道は、巨大団地建設といっても移転させるわけにもいかないため、鳥居は残り、参道が巨大な防火壁を横切る形になっています。6号棟と7号棟の間です。

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また、9号棟の前は「梅若公園」となっていますが、ここには、梅若塚や木母寺(もくぼじ)がありましたが、白鬚東アパート建設に伴い移転しました。

↓ 9号棟の前にある「梅若公園」

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↓ かつて梅若塚があった場所の碑

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↓ 大正2年に建立された榎本武揚像だけが残されました

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白鬚東アパートは、あまりにも巨大な団地なので、その中に保育園が3つもあります。

↓ 写真はしらひげ保育園

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ほかに、水神保育園、鐘ヶ淵北保育園があります。一つの団地に3つの保育園!! 白鬚東アパートのスケールの大きさを物語っていると思います。

日本一のマンモス高校にも注目してみました・・・

昨日と一昨日は、卒業生の数が1ケタの小規模高校に注目しましたが、今日は、逆に規模が日本一のマンモス高校に注目してみます。

日本一のマンモス高校は、栃木県宇都宮市にある作新学院高校ではないかと思います。

↓ 今春の卒業生数は1236名のマンモス高校、作新学院高校

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ただ、このサンデー毎日誌に掲載さ入れている資料の卒業生数の大小を比較すれば、作新学院高校の1236名より多い高校はいくつかあります。

例えば・・・

クラーク記念国際高校(北海道) 卒業生数4180名

屋久島おおぞら高校(鹿児島) 卒業生数3189名

鹿島学園高校(茨城) 卒業生数2662名

などがありますが、これらは通信制高校です。

平日の昼は毎日通学する一般的なスタイルの高校では、作新学院高校が日本一のマンモス高校かと思います。

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卒業生数、つまりは1学年の人数が1236名ですが、過去の作新学院高校の規模を知らない方ですと、その数字だけでも驚くかと思うのですが、30年くらい前の作新学院高校の1学年の人数はもっと多かったんです。

手許に平成4年(1992年)4月のサンデー毎日がありますが、ここでの作新学院高校の卒業生数は3047名となっています。

↓ 27年前のサンデー毎日誌より、卒業生数3047名を誇る作新学院高校

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当時の作新学院高校通信制であったわけではなく、現在と同じで普通に平日の昼に通学するスタイルです。それにしても1学年3000人を超えるのはスゴイですね。登下校の時間帯の学校の周辺の様子を見てみたかったです。3学年の合計人数は9000人くらいと推測できます。

これは平成4年の卒業生数ですので、その前後の年の卒業生数はもっと多かったかもしれません。たまたま私の手許に残っていたサンデー毎日誌が平成4年だったので紹介した次第。

これに比べますと、現在は1学年1236名とかなり少なくなったと思います。少子化の影響かと思いますが、それでも日本一のマンモス高校の座を守り続けています。

卒業生数が10人未満の高校に注目してみました・後編

昨日の続きです。卒業生の数が10人未満、つまり1桁の高校はどのようなところなのかを調べてみます。

 

↓ 東京都立神津高等学校。卒業生数は8名

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アニメーション映画「天気の子」の主人公、森嶋帆高が通う高校のモデルがこの東京都立神津高校。東京都心の南西約180kmの位置にある神津島にあります。高校の存続のために生徒数確保を兼ねて「島留学生」の受け入れに積極的。

↓ 東京都立神津高等学校のホームページ。自然豊かな高校であることが判ります

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↓ 進路状況から平成30年度の卒業生数は8名で間違いないことが判ります

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卒業生数が8名ですが、有名大学にも進学している実績があります。

 

↓ 次は、長崎県立奈留高等学校。卒業生数は7名

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長崎県五島列島を構成する島の一つである奈留島にある高校。島にある奈留小学校、奈留中学校と共に、中高一貫教育を導入している。

↓ 奈留高等学校のホームページ。「小さな島の大きな挑戦」とあります

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10月1日には「小中高合同体育大会」が開催されています。6才児から選挙権を有する18才までが一緒に楽しむ体育大会。どのような大会なのか興味があります。

↓ 奈留高校の大学合格実績

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卒業生が少ないのに、毎年国公立大学に安定して合格者を輩出しています。小中高一貫教育が奏功しているのではないかと思います。

 

↓ 次は、鹿児島育英館中学校・高等学校(私立)。卒業生数6名

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学校法人日章学園が鹿児島県日置市に設置した中高一貫校。1学年1学級の少人数、小グループ教育で着実にに学力を伸ばし、難関大学合格を目指すとのこと。

↓ 鹿児島育英館中学校・高等学校のホームページ

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↓ 進学状況。卒業生数6名でこの実績は見事。

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以上、昨日と今日とで、今年3月の卒業生が10人未満の高校を紹介しました。公立高校はみな離島にあり、私立高校は全て少人数教育を標榜する中高一貫校です。どの高校も少人数ながら、しっかりと大学合格者を輩出しており、少人数であることのメリットを活かして丁寧な指導をしていることが判りました。卒業生数が1ケタで校内が閑散としているとか寂しい雰囲気に包まれているのではないかと思いきや、アクティブで存在感がある学校が多いといった印象を受けました。

 

卒業生数が10人未満の高校に注目してみました・前編

毎年4月中旬になりますと、サンデー毎日週刊朝日といった週刊誌で、「どの高校からどの大学に何人合格者を出したか」を示すデータがまとめられて特集記事になります。

私は教育関係の仕事に就いているわけでないのですが、個人的な興味や関心で毎年購入しています。週刊誌ですので400円前後しかしませんが、これだけのデータが掲載されていて400円前後は安すぎると思います。

↓ サンデー毎日のこの特集記事のタイトル

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↓ タテ軸に高校、ヨコ軸に大学がズラリ。毎年楽しみにしているデータです

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で、今日と明日は、このデータの中から、卒業生が10人未満の極めて小規模の高校を6校見つけましたので、その6校に注目してみたいと思います。

「1学年の人数が10人未満の高校はなぜそのような少人数なんだろう?」「どうやって運営するのだろう?」「ホームページなどあるのだろうか?」「あまりに少人数で暗いムードや悲壮感が漂っていないだろうか?」など、あれこれ考えてしまいます。

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昨年度卒業生数が10人未満の高校6校は・・・

北海道奥尻高等学校(奥尻町立)

磐城緑蔭中学校・高等学校(福島県・私立)

青丘学院つくば中学校・高等学校(茨城県・私立)

東京都立神津高等学校

長崎県立奈留高等学校

鹿児島育英館中学校・高等学校(鹿児島県・私立)

です。公立の3校は全て離島でした。

今日は北海道奥尻高等学校、磐城緑蔭中学校・高等学校、青丘学院つくば中学校・高等学校の3校を取り上げ、明日は東京都立神津高等学校、長崎県立奈留高等学校、鹿児島育英館中学校・高等学校を取り上げます。

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↓ 北海道奥尻高等学校(奥尻町立)。卒業生は9名

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北海道南西部の日本海上に浮かぶ島、奥尻島にある高校。過疎化が進む奥尻島の地域おこしの拠点となっている。IT教育、英会話に力を入れており、スキューバダイビング授業も行っています。そのため島外からの新入生が2017年に5名も入学したとのことです。

↓ 北海道奥尻高等学校のホームページ

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↓ 進路状況。最下段の卒業生数は確かに9人

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卒業生数は9人。小樽商科大学弘前大学といった国立の名門大学に進学した2名をはじめ、私大、短大、専門学校、就職先のいずれも堅実で名の通ったところが多い印象です。

 

↓ 次は、磐城緑蔭中学校・高等学校。卒業生数9名

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現役東大生と東大医学部出身の精神科医和田秀樹氏が中高一貫教育の6年間を指導監修し、難関大学合格を目指す。

↓ 磐城緑蔭中学校・高等学校のホームページ

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↓ 昨年度合格実績。卒業生9人でこの実績は結構スゴイ。

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↓ 次は、青丘学院つくば中学校・高等学校 昨年度卒業生7名

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開校6年目。国際人の育成を基本コンセプトとし、日本語・韓国語・英語のトリリンガル教育を実施している。全寮制。

↓ 同校のホームページ

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↓ 筑波大の医学部医学科をはじめ、名門大学や有力大学に合格者多数

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今日紹介した3校は卒業生数は少ないものの、進学実績は目を見張るものがあります。

明日は・・・

東京都立神津高等学校

長崎県立奈留高等学校

鹿児島育英館中学校・高等学校(鹿児島県・私立)

の3校を紹介します。