埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

4月のPVが1000を超えたくらいで大喜びしているダメ人間

表題の通りです。4月1日から昨日まで985PVで、今日15PVあれば1000に達するなぁ・・・。なんて意識していましたが、休日ということもあり、朝10時頃にあっさりと達成できました。日頃こんなブログにお付き合いいただいているみなさまに改めて御礼申し上げます。

5月は日数が1日多く31日ありますが、目標は4月と同じくPV1000を超えることを目標にしたいと思っております。引き続きよろしくお願い申し上げます。

4月の1か月間は、4月2日(月曜日)だけは投稿を休みましたが、ほかの29日は何らかの形で投稿を続けることができました。日頃スターを下さったり、読者になって下さったりして応援をして下さるみなさまのおかげです。本当にありがたく思います。

さて、今日はこのブログのタイトル「埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・」の中にある、『思うところ・・・』についてご説明したいと思います。

『思うところ・・・』ってあまり耳にしない言い回しですよね。実はこれ、和文モールス符号を覚えた際に繰り返し暗唱したフレーズなんです。

中学に入学した頃だったと思いますが、すでにアマチュア無線の受信を趣味にしていた私は、欧文のモールス符号はあっさりと憶えてしまいまして、A(・-) B(-・・・) C(-・-・)から始まり、X(-・・-) Y(-・--) Z(--・・)までと数字1(・----) 2(・・---)から 9(----・) 0(-----)までは苦労なく憶えてしまいましたが、実際の交信を聴いていますと、和文のモールスを用いた交信が多いことに気づきました。そこで和文のモールスを憶えようとしましたが、欧文のアルファベット26文字に比べて、イロハ50文字は倍近くあり、その分符号も複雑になります。

しかも、欧文で憶えてしまった符号には無意識に反応してしまう悪い癖がありまして、和文モールスの習得の足枷になってしまいました。

例えば、「・-」と聴こえますと、和文では「イ」なのですが、欧文を先に憶えてしまっていますので無意識に「A」と、同じく「-・・・」と聴こえますと、和文では「ハ」なのですが、欧文の「B」と無意識に反応していました。

和文モールスに苦手意識が芽生え始めていた当時、モールス符号の習得方法としては邪道と言われていた「合調語法」と呼ばれる語呂合わせの方法で和文モールスを憶えまして、その中に「オ」=「・-・・・」=「思ふところ」というのがあり、いまだにこの言い回しを普段の生活の中でも使っている次第です。

参考までに、どのような語呂合わせがあるのか、一部を披露します。本来は「イ、ロ、ハ、ニ・・・」の順なのですが、これですと「オ」の「思ふところ」が28番目なので、「ア、イ、ウ、エ・・・」の順にします。

ア アーケード通行 --・--   イ 伊藤    ・-

ウ 宇治製     ・・-     エ 栄華十数世 -・---

オ 思ふところ   ・-・・・   カ 加盟する  ・-・・

キ 京都大阪    -・-・・   ク 黒部峡   ・・・-

ケ 計器調整    -・--    コ 航空奨励  ----

こんな感じです。何だか古臭いフレーズが並んでいますね(笑)

後に語呂合わせではなく、「--・--」と聴けば意識せずにパッと「ア」と反応するまで「音響法」で改めて和文モールスを学びなおしましたのですが、今でもこのフレーズは強烈な記憶として残っています。

この合調語法、戦時中の無線電信講習所の教官の方が、出来の悪い学生になんとか上達して欲しいと願って考案したものだそうで、中には当時の世相を反映したものもあります。例えば・・・

ソ 曹長候補    ---・    ヰ 偉功ある兵 ・-・・-

ノ 乃木東郷    ・・--    ユ 遊撃優秀  -・・--

シ 少将の名誉   --・-・   ス 数量調査表 ---・-

などがあります。私がこの語呂合わせを憶えていたのは昭和51年ごろですから、すでに戦後30年を経ていますが、「乃木東郷」「少将の名誉」などと口ずさむ中学1年生・・・。オカシイですね。

最後に、もう一つだけ語呂合わせで面白いのがあります。

「ヘ」は最も単純な符号で「・」です。語呂合わせでは「屁」でした。

以上、本日もお付き合いいただきありがとうございました。