毎週日曜日は早朝からポケモンＧＯ。午前１０時から２時間、ＮＨＫ教育テレビで将棋トーナメントの観戦をします。午後からはＮＨＫ囲碁トーナメントを横目で観ながら部屋の片づけをしましたが、何が入っているのか判らないダンボール箱が積み上げられていますので、そのダンボールから珍しいモノや懐かしいモノが出てきますと作業は中断してしまいます。
今日出てきたのは昭和５０年～５４年にプロ野球や大相撲のラジオの実況放送を録音したカセットテープ７巻です。
左から順に、昭和５０年広島セ・リーグ優勝、昭和５４年前期近鉄パ・リーグ優勝、ＮＨＫテレビ王貞治８００号への道(昭和５３年９月放送)、大相撲昭和５３年９月場所好取組実況、大相撲昭和５３年１１場所好取組実況、大相撲昭和５４年１月場所、大相撲昭和５４年１１場所。
広島のセ・リーグ初優勝は昭和５０年、私は小学校６年生でした。大相撲実況を録音していた昭和５３年は中学校３年生でした。高校受験を目前に控えながらも、大相撲のラジオの実況放送を録音して楽しんでいました。この時期は朝と夜はアマチュア無線の交信もアクティブに行い、加えて海外放送を受信して受信報告書を各国の放送局に送っていましたので、全く受験勉強をしていませんでした。今思うと受験を前にしてよくこんな恐ろしい生活をしていたと思います。
大相撲の実況中継の録音テープのインデックスには簡単なコメントを書き込んであり、それとは別に録音した取組を一つ一つ丁寧に記した紙片が添えられています。
昭和５３年の北の湖は１月場所から９月場所までの５場所全て優勝。ここまで７１勝４敗。
１月 １５戦全勝(優勝)
３月 １３勝２敗(優勝)
５月 １４勝１敗(優勝)
７月 １５戦全勝(優勝)
９月 １４勝１敗(優勝)
私は北の湖に１１月場所も優勝して１年間全て優勝の快記録と、大鵬が昭和３８年に樹立した年間８１勝９敗をはるかに超える記録を期待して１１月場所を心待ちにしていました。仮に全勝しますと年間８６勝４敗の凄まじい記録になります。
そして迎えた昭和５３年１１月場所のカセットテープに添えられていた取組表
北の湖の空前絶後の記録を期待していましたが、初日に麒麟児に敗れ、１３日目には黒姫山、１４日目は輪島、千秋楽には若乃花に敗れて１１勝４敗。年間８２勝８敗と、大鵬の記録を１勝上回りはしましたが、優勝を若乃花に譲ってしまい、年間全場所優勝にはなりませんでした。
４０年近く前に録音したカセットテープですが、カセットテープデッキで再生しましたら、クリアーな音声で再生できました。
ＹｏｕＴｕｂｅにアップロードしてみたいと思い、ネットで調べてみましたが何だか難しくて解りません。どのサイトも「簡単にアップロードできます」とありますが全然簡単ではないように思えます。
まず、アナログ録音をデジタルに変換することすらできないので、アップロードに至るのは非常に難しく感じます。５０才代半ばになりますと、面倒なことに対して根気が続かずすぐに断念してしまうようになります。こういったときに改めて自分がダメ人間であることを痛烈に感じてしまいます。
