ついつい時間を忘れて棋譜並べをやっていましたら午後11時40分。これまでで最も短い記事になりそうです。
6月26日に発売された、藤井聡太七段全局集が大変面白いです。プロデビュー戦(加藤一二三九段戦)からC級2組全勝で1期抜けを果たした三枚堂六段戦までの公式戦全59局の棋譜と解説が掲載されています。
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実際に駒を並べてみますと、これまでに見たことのない鋭い手が繰り出されていまして驚くばかりです。
終盤の読みの速さ、詰む、詰まない、詰まされる、詰まされない、といったところの判断は私などと比べるのはおこがましいのですが、新幹線と自転車ぐらいの違いがあります。
2460円(税抜)は超お買い得。1万円でも買っていたと思います。棋譜に沿って実際に駒を並べていますと楽しくて時間を忘れます。
ただ、実際に自らの棋力を向上させるのに役立つのは「女流2級」くらいの方々の棋譜です。自分でも指し手の狙いが判ることが多いです。藤井七段の棋譜は難しすぎて、もはや異次元です。