猛暑の日が続いています。勤務時間の半分を大汗かきながら工場で走り回り、残る半分の時間を事務室内でデスクワークをしていますが、気温や室温の差が激しいことによる体力の消耗が激しいです。
夕方5時のチャイムで一日の勤務時間を終えますが、その瞬間に倒れ込みそうになります。夕方は午後5時台に帰るためにはあらゆる手段を講じます。早朝5時台から仕事を始めることも必要悪と割り切っています。午後5時台に帰れるんですから、朝早くても全く苦になりません。
さて、「おカネ貯めこむ」シリーズの3回目は、菊穴ナシ50円ニッケル貨を紹介します。昭和30年から33年までの4年間だけ発行されました。この硬貨になりますと、私と同世代の方では実際に使った記憶がある方は殆どいないと思います。したがって、私の意識の中でもこの硬貨は「古銭」に属します。
この硬貨、現在でも50円として通用します。現行通貨の一つです。
材質はニッケル100%ですので、磁石にバッチリくっつきます。神社の賽銭箱に磁石を糸や紐で吊り下げて掠め取っていた人がいたそうで、当時は問題視されていました。
直径25mm。現在の500円硬貨が26.5mmですので、これより僅かに小さいですね。
初めて発行された昭和30年当時、まだ100円硬貨が無く、50円貨が硬貨では最高額面だったため、この硬貨の周囲にはギザギザがあります。(100円硬貨の登場は昭和32年からです)
↓ 菊穴ナシ50円ニッケル貨。手許に246枚あります。
↓ 接写。ニッケル貨は劣化しづらいので60年経っても美しいですね。
↓ 昭和30年から33年までの4年間のみ発行されました。
↓ 昭和33年の発行枚数がやや少ないようですが、入手は困難ではありません。
古銭を扱うお店では100円~400円くらいで手に入れることができます。まとめ買いしますと、1枚あたり100円以下になることもあります。
この硬貨を「使っていた。懐かしい!」と感じる方は、還暦を迎えられた方、あるいはそれ以上のご年配の方ではないかと思います。
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硬貨や紙幣を眺めていますと、日頃のストレスやイライラが緩和されるように感じます。もともとおカネが嫌いな人など殆どいませんでしょうから、眺めたり触れたり、撮影したりしますと癒されるのは自然なことのように思います。メンタルが弱く、職場でストレスやイライラを抱え込んでは、どんどん硬貨や紙幣をため込んでしまう。やっぱり私、ダメ人間なんです・・・。