今日は将棋の第89期棋聖戦第5局、羽生棋聖×豊島八段(挑戦者)が行われまして、午後6時25分、108手で豊島八段が勝ち3勝2敗。豊島八段が念願の初タイトル「棋聖」を獲得しました。
7月10日のこのブログでも書いてありますが、私は長年羽生さんのファンで30年以上にわたって応援してきましたが、豊島さんも15年くらい前の奨励会初段のころから注目していまして、羽生さんと並んで応援しています。
ですので、この度の棋聖戦五番勝負は「どちらも勝たせたい」といった複雑な思いで観戦していました。
そして今日、5番勝負に決着がつきまして、豊島八段が念願の初タイトルを手にしました。羽生竜王のタイトル100期は、今年10月から行われる竜王戦に持ち越しになりました。
↓ 終局の35分前、豊島八段がかなり優勢。
終局の瞬間はパソコンの前から離れておりました。午後6時25分終局。感想戦を経て記者会見が行われました。
↓ 謙虚で誠実な好青年。記者会見でも育ちの良さを感じます。
↓ 改めて戦績を確認。フルセットまでもつれ込みました。
↓ これでタイトルの複数保持者がいなくなり、8人が分け合う31年ぶりの珍事に
ここにもうすぐ藤井七段が割って入ってくることになると思います。
↓ 最後に現役の名人による解説。
長年応援してきた豊島棋聖の初戴冠の祝福ムードの余韻に浸り、しばらく動きが止まってしまいました。明日の朝刊は棋聖戦主催紙、産経新聞を買ってこようかと思います。