埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

職場で見縊られ、家庭では現役公務員の兄妹に敬われる不思議

金曜日の夜、一週間で最も嬉しい時間です。

土曜日、日曜日は原則として休日ですので、普段のこの時間帯とは緊張の度合いが全く異なります。金曜日の夜は疲れ果てて倒れ込んでもいいように、月曜日から金曜日までの体力のペース配分を考えながら一週間働いていますので、緊張から解き放たれた嬉しさと同時に猛烈な疲れをも感じています。

過去のこのブログの記事をご覧いただければお解かりいただけると思いますが、ウチには二人の子どもがいまして、長男は国家公務員、娘は地方公務員として働いています。

公務員の兄妹と私、そして妻の4人が今も同居しています。それも私の勤め先の社宅に住んでいます。

中小企業の福利厚生施設である社宅の一室に二人の公務員が暮らしているのは何とも不自然なことのように感じられますが、特に法令に反することでもないようですので、18年前から暮らしているこの社宅にそのまま住み続けています。

私はなるべく早く今の勤め先を退職して、自由の身になりたい思いを優先するため、二人の子どもには大学に進学せずに二十歳前後で公務員になるような教育をしてきました。これはあくまで自分が楽になりたいためです。

ところが、二人の兄妹の目には「無理に大学進学にこだわらない」「安定した職業に就けるよう導いてくれた」「一定の学力が身に着くよう長年にわたり家庭学習の支援をしてくれた」よき父親と映るようで、今もなお尊敬されてしまっています。

官庁に勤め、毎日立派な方々に囲まれながら働いている兄妹ですが、私のような中小企業の末端で働いているダメ事務員が語る政治・経済・文化・世相・科学・芸能・スポーツなどについての考えにも耳を傾けてくれます。

二人の子どもを公務員として世に送り出してからは、毎日ポケモンGOや将棋で遊んでばかりの父親でも敬ってくれています。何だか恥ずかしいです。

職場では10年以上若い職員に挨拶をしても返礼が無いどころか無視までされるくらい見縊られていますので、その隔たりに戸惑う毎日です。