埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

今年も98.63%を終えました。残りは5日

一年365日のうち360日目の今日を終えますと、98.63%を終えることになります。50才を超えてから、毎年元日には・・・・

・一年間無事に生存できるだろうか・・・

・一年間今の仕事が務まるだろうか・・・

・一年間怪我や病気で苦しむ事態にならないだろうか・・・

・一年間自然災害や火災、交通事故などに遭わないだろうか・・・

・一年間犯罪に巻き込まれたりしないだろうか・・・

・一年間身近な人々に不幸なことが起きないだろうか・・・

・一年間「仲の良い家族4人」の関係が崩壊してしまわないだろうか・・・

・一年間業務上で取り返しのつかない大きなミスをしてしまわないだろうか・・・

などなど、どちらかといいますと忌まわしい事柄を想像し、そうした災いが起きないように祈り、一年間気を付けて行動するよう心掛けて一日一日を過ごしています。今年は365日のうち360日を終え、あと5日間無事に過ごしますと、約1年前に心配した前述のような忌まわしい事柄は全て杞憂に終わったことに深く感謝しながら新しい年を迎えることができます。

ただ、全て問題が無かったわけではなく、2月2日に業務上で電機機器の発注ミスであわや現場工事の工程を大幅に狂わす寸前にまで至ってしまうも、お取引先の多大な犠牲のもとに九死に一生を得て無事に工事を完成させることができた出来事がありました。

また、10月31日には工場の構内でフォークリフトを空荷走行中にフォークが地面に敷いてある厚い鉄板の側面に激突し、横転下敷き死亡事故になっていてもおかしくないような事故を引き起こしてしまったこともありました。少しでも運が悪かったり、タイミングが違っていれば大怪我あるいは死亡していたかもしれなかった出来事です。

こうしたことがありましたが大変な事態にまで発展することが無かったのは本当に運がよかったとしか言いようがありません。

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55才になって感じることですが、記憶力があきらかに衰えてきています。業務に支障が生じないように、こまめにメモを取るようにしていても、そのメモをしたことを忘れたり、メモを紛失したりすることが増えています。

毎日朝から晩まで、お取引先の方々や社内の多くの方々と接点があり、分刻みで新たな案件が発生しすぐに処理、解決しなければならない役割を担っており、長年の経験に自らの工夫やアイデアを加えてその調整能力に磨きをかけているつもりですが、記憶力の衰えがやや支障になっているように感じます。

今の職場は19年目になりますが、いまだに馴染めず毎朝出勤する際は異常なほど緊張し、日によっては足がすくんでしまうこともあります。自分ではよく18年も続いていると思います。私は軽度のウツ状態を引きずっており、人と接するのがあまり得意ではありません。いや、どちらかといいますと苦手です。

お取引先の方々とはスムーズに会話を楽しむことができるのですが、社内の何人かとはなんとなくギクシャクしています。18年間にわたる今の職場での緊張状態の中で喜怒哀楽を抑制し続けた結果、職場では無表情、無口になってしまい、周りからは何を考えているのかわからない人として映っているのではないかと思います。職場では私のことを「大嫌い」と思っている人が数人います。それは私も知っていますしそう思われても仕方がないと諦めています・・・。軽度のウツを発症している自分が周囲のすべての人々と上手く付き合って行くことは無理なんです。

毎日夕方5時00分の終業時刻を告げるチャイムが鳴りますと、肉体的な疲労ではなく精神的な疲弊からデスクに突っ伏してしまいます。一日の業務が本当に辛く感じます。それだけに、今年も一年間無事に乗り切れそうだと思い始めるこの時期は多少安堵感に浸れます。

逆に、家庭は充実しています。家族4人仲良く暮らしておりこちらは絶好調です。今年は4月から娘が高校を卒業してすぐに地方公務員の事務職として働き始め、家族4人全員が給与所得者になりました。長男は国家公務員3年目。多少は社会人として頼もしさを感じさせるようにまで成長しています。

軽度のウツを病んで苦みながら30年以上も殆ど休まずに働いてきたことを知っている二人の子どもたちは私に早期退職もしくは精神的負担の軽い別の職場への転換を促してくれます。これは来年の課題になりそうです。