埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

33年にわたり苦楽を共にしてきた1本の鉛筆

昨年3月25日のブログ記事に書きましたように、私は中学~高校~大学の最も勉強をしなければならなかった時期に無線や海外放送受信などで遊んでしまった後悔から、勤め人になってから資格試験の勉強を続けてきましたが、試験に持参する数本の鉛筆とは別に、必ず持っていく「守り神」の鉛筆があります。

↓ この鉛筆です・・・

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昭和57年に通っていた新潟予備校(NPS=NIIGATA PREPARATORY SCHOOL)の鉛筆です。予備校に通っていた際に、毎週行われているテストの成績上位者になったときの賞品だったか、それとも予備校のスポーツ大会の景品だったか記憶が曖昧なのですが、何らかの方法で入手できたこの鉛筆を予備校在学中から使い始めています。

昭和63年に実用英語検定2級を受験したころまでは、「鉛筆」として使用していましたが、それ以降は長さが短くなってきたため「守り神」として常に筆箱の中で存在感を発揮していました。平成26年12月の衛生工学衛生管理者の修了試験に持参したのが最後になりました。私自身50才を超えましたのでツライ試験勉強を止めて余生を楽しむことに方針転換したため、この「守り神」の出番はなくなりましたが、33年にわたって苦楽を共にしてきた鉛筆ですので、これからも大切にして手許に置いておきたいと思っています。

この鉛筆を「守り神」としていますが、「試験に連戦連勝の縁起のよい鉛筆」というわけではありません。昭和58年の共通一次試験(現在のセンター試験)では大失敗して国立大学への道を閉ざされてしまいましたし、社会人2年目に受験した宅地建物取引主任者試験(現在の宅地建物取引士)にも玉砕しています。

それでも、共通一次試験失敗後に私立大学入試の対策も立てずに慌てて受験した私大入試に合格最低点で辛うじて合格して、大学生になることができましたし、その後に受験した第2級アマチュア無線技士や甲種危険物取扱者試験や2級建設業経理士試験、騒音・振動関係公害防止管理者試験、第二種作業環境測定士試験などではいずれもほぼ合格最低点ですべり込んでおり、本来ならば合格できないはずの自分にこの新潟予備校鉛筆がプラスアルファの力を与えてくれて合格に導いてくれたのだと考えています。

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さて、こちらは連戦連勝の藤井七段ですが、今日は竜王戦4組ランキング戦。村田六段との対局ですが、午後10時17分、126手で勝ちました。

↓ 勝利を収めた直後の藤井七段(右側)

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これで今年度36勝6敗、勝率は驚異の0.857。

先日の朝日オープンの稲葉八段、糸谷八段といったA級棋士に連勝した際もあまりに強すぎて、終盤になる前の段階で、私のようなものでさえも、「あ、こうすれば詰み筋に持っていけるかな・・・」と解るくらいの圧勝です。観ていて気持ちいいです。