埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

東都大学野球リーグ戦を観戦してきました・・・

標題の通り、本日(5月11日・土曜日)東都大学野球リーグ戦の試合を観戦してきました。

・・・え? このタイトル間違ってないか? 今日は土曜日だから東都大学野球ではなく、東京六大学リーグ戦じゃないか? 今日は早大×立大、東大×明大でしょ・・・。と思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。

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私が本日観戦してきましたのは、東都大学野球四部リーグ戦の最終週1日目、一橋大×東京工業大です。

一橋大学東京工業大学も国立大学の中でも入学難易度が極めて高い名門の中の名門。日本全国の大学野球リーグ戦の中でも指折りの国立大学高偏差値対決です。

この対戦カードに匹敵する国立大学高偏差値対決を観戦しようとしたら、旧帝大のスポーツ大会である「七大戦」の硬式野球を観戦するか、毎年6月中旬に行われる東京都内の国公立大学戦のトーナメントの組合せに期待するしかありません。

あ、もう一つ、毎年6月~8月の中で1試合だけ行われる東大×京大定期戦もありますね。大昔の「一高×三高」の流れをくむ対戦。ある意味日本の野球史の延長線上にある対戦かと思います。

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話題が横道に逸れました。今日の一橋大×東工大は午前10時半プレイボール。場所は東京都国立市にある一橋大学グラウンドです。

↓ 午前9時50分ごろ一橋大学に到着。野球場は案内図の左下に見えます

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↓ わが国最古で最高峰の社会科学系大学の一橋大学。付属図書館前を通り抜けます

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↓ グラウンド到着。東京工業大の試合開始前のノック練習の最中でした

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↓ バックネットに一橋大と東工大のスタメンを記したボードがあります

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↓ 一橋大のスタメン、主軸打者3人が左打ち

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↓ 東工大はDHを採用せず、笛田投手が6番を打ちます

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↑ 9番(捕)寺尾ではなく、寺見選手ですね。

↓ スコアボードは3塁側にあります

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↓ 3塁側白い日除けの下が記録員や場内アナウンス担当の定位置

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ボールカウントを示す簡易電光掲示板(B〇〇〇 S〇〇 O〇〇)がバックネット裏にあり、投手はボールカウントを確認できます。

↓ 散水スプリンクラーがある立派なグラウンド。外野は美しい緑にあふれています

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↓ いよいよ試合開始です

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↓ 四部リーグとはいえストレートは速いしスイングも鋭い。

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上位リーグに引けを取らない高いレベルの技量です。私もスコアをつけながらの観戦ですが、野球場と違って観客席はありませんので、試合中は立ったままスコアを記入しています。大学野球神宮球場などの大規模な球場だけで行われるわけではなく、各大学のグラウンドで行われる試合もたくさんあります。立ったままの観戦はよくあることですし、それを含めて雰囲気を楽しみます。なお、この試合の入場料は無料です(^^)

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試合結果です

                R

一 橋 大 000012011 5

東京工業大 010011000 3

7回までは点を取ったり取られたりの攻防で、序中盤は東工大がやや押し気味でしたが、終盤の8回オモテの一橋大は2死無走者から7番高崎選手(北広島・経済2)と8番江角選手(日比谷・社会3)の目の覚めるような鮮やかな二者連続のレフトへの二塁打で1点を奪います。さらに9回オモテにも中前打で出塁した先頭打者の冨澤選手(渋谷教育幕張・経済3)を3番の大北選手(桐朋・社会4)が確実に犠打を決めて2塁に送り、4番の白根選手(並木中等教育・法2)が右へ適時打。追加点をもぎ取ります。投げては7回からマウンドに上がった鈴木投手(仙台二・経済4)が毎回走者を出すものの要所を投ゴロや三振で切り抜ける粘投で得点を許しません。一橋大の終盤力が光った試合でした。

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試合終了は午後1時18分。2時間50分に及ぶ熱戦を観戦できて本当によかったです。気温も高く、空腹にもなりましたので、この日の第2試合の3部リーグ、大正大×順天堂大の試合は序盤だけ観戦して申し訳ないのですが帰らせていただきました。

東都大学リーグは1部から4部まで幅広くさまざまな大学が加盟しており、観戦の多様な楽しみ方ができるリーグです。私自身は六大学加盟校出身ですので、全日本大学野球や明治神宮大会で六大学代表と東都大学連盟代表とが対戦すれば当然六大学側を応援しますが、普段のリーグ戦は東都大学リーグを観戦することが多いです。六大学野球はAbemaTVなどで配信されていますので誰でも気軽に観ることができます。メディアの露出度も突出して高くリーグ全体が華やかです。ですので、むしろ球場に行かないと詳細が分からない他のリーグに妙に惹かれます。

わざわざ地方まで観戦に出かけることは無いのですが、首都圏でしたら東都大学連盟以外にも、首都大学リーグ、東京新大学リーグ、関甲新リーグ、千葉県大学、神奈川県大学などいくつもの大学野球リーグがあり、どれも六大学や東都一部リーグにも並ぶような実力を持つ大学が所属していますので高いレベルの試合が堪能できます。是非こうした試合にも足を運んでいただきたいと思っております。