埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

仕事を終えた後の外出は最小限に抑えました・・・

昨日の投稿で申し上げました通り、登戸駅前の殺傷事件を受けて極力外出をしない生活スタイルに変えていこうと考えています。

実は数か月前から、このような猟奇的な事件や交通トラブルに起因する暴行事件、さらには高齢ドライバーによる誤操作運転など、自分自身でどんなに注意を払っても避けることができない事件や事故が身近なところまで迫っているように感じていました。

特に自動車運転をする際は、自分が優先道路を通行する際でも最徐行運転をし、対向車などには道を譲り、しかも笑顔でアイコンタクトをした上で丁寧に頭を下げたり手を振ったりして感謝の気持ちをやや大げさに表現して、相手方を絶対に怒らせないことを心がけていました。

最近では、キレやすい人や、法規やマナーを守らない人が一気に増えたように感じますので、自動車を運転している際の疲労度が以前に比べて倍増しています。少しでもトラブルに巻き込まれることを回避するため、高齢者ステッカー車、大きな凹みやキズのある車、極端に汚れがひどい車、外車、4桁ゾロ目や特定の団体の中で特別な意味を持つ番号など変わった数字のナンバープレートを付した車、改造車、若い女性が好みそうなオシャレな軽自動車、そして自転車には極力近づかないように気を付けています。

もちろん、こうした車両がすべて危険ということではありません。車の見た目の偏見で判断しているとの誹りを免れないですし、お叱りを受けるかもしれませんが、トラブルに巻き込まれるリスクを少しでも削減したいと考えますと、こうした考えにたどり着きます。

こうして、やっとの思いでスーパーマーケットやホームセンターの駐車場に車を停めて車から降りた途端、駐車場内を時速80キロで突っ走る車に轢かれそうになるのですから油断できません。

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また、昨日の登戸駅前の事件のように鋭利な刃物を持った人に突然襲われるリスクも意識しなければならなくなりました。

大きく報道された登戸駅前の殺傷事件の陰で、同じ日の午後2時ごろ、さいたま市見沼区でも68才の男が刃物を持って警察官に向かったため、射殺される事件がありました。本件は付近を通りかかった人々に被害が及ぶ前に警察官が阻止してくれましたが、一歩間違えば多くの犠牲者が発生していたかもしれません。さいたま市見沼区は私の居住地からおよそ10キロメートル南ですので、かなり近いところでの事件です。

以前と異なり、個人主義や自己責任論が拡がり、閉塞感に覆われ、努力や誠実さなどより運、不運の要素が勝ち組と負け組を分け隔ててしまい、ひとたび負け組になってしまうと浮かび上がることができない今のニッポン。誰もが異常なまでのストレスを抱え、誰もが些細なことがきっかけで自暴自棄になる可能性があると思うんです。

仮に、非常に追い詰められた状況に置かれて人々を襲撃する可能性がある人が1000人に1人の割合でいるとしますと、国内に12万人いることになります。こうした凶悪事件は一度発生しますと、影響を受けた人がさらに同様の行動を起こす可能性が高まりますので、自分の身を自分で護る自信が無い私は少なくとも今週末までは職場と自宅の往復以外の外出を控え、リスクの軽減を図ることにします。