昨日は、東京23区唯一の海水浴場である、「葛西海浜公園西なぎさ遊泳ゾーン」に行ってまいりましたが、そこからの帰路途中に、相撲にまつわる数々の石碑があることで知られる、富岡八幡宮(東京都江東区)に行ってきました。
富岡八幡宮は、貞享元年(1684年)に初めて勧進相撲(神社や仏閣の建築修復の資金を調達するための興行相撲)が行われ、江戸勧進相撲発祥の地として知られています。宝暦~明和~安永~天明~寛政の時代(1750~1790年代)にはここ富岡八幡宮で相撲の本場所が行われ(当時は深川八幡宮と称していた)谷風、小野川、雷電為右衛門といった伝説の強豪力士もここで名勝負を繰り広げていました。
↓ 大鳥居をくぐると、すぐ右手に「大関力士碑」が目に飛び込んできます
その後ろには歴代の大関力士の一覧を刻んだ石板があります。後に横綱になった力士や、実力を伴わない看板大関は除外されています。
↓ 右の石板は最初の大関、雪見山から明治の強豪大関荒岩亀之助まで
↓ 左の石板は大正期の大関駒ケ獄國力からブルガリア出身琴欧州まで
↓ 強豪関脇力士碑もありました
昭和30年代初頭に建立。その後の追加は無いようで、北の洋が最後。
↓ 巨人力士身長碑
↓ 歴史に残る長身力士が、その身長と共に記録されています
↓ 昭和以降は出羽ケ獄、白頭山、不動岩の3力士
↓ 巨人力士の手形や足跡
鳥居をくぐってすぐの場所にあるのは以上の石碑で、「横綱力士碑」や「超五十連勝力士碑」は神社境内の奥にあります。
↓ 「横綱碑」はあちらです・・・との標示まで立派な石碑でできています
このような案内板でしたらアクリル板とかベニヤ板でもよさそうですが、このような立派な石碑でできているのには驚きました。
明日はいよいよ境内奥にある、「横綱力士碑」と「超五十連勝力士碑」を紹介します。