標題の通りです。朝早く起床していくつかのテレビ番組を愉しんだ後、午前8時からは注目のマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)の中継に釘付けになっておりました。このMGCのテレビ中継はNHKとTBSとのコラボ中継となり、NHKが主に女子、TBSが主に男子のレースの中継をする新企画。しかも副音声では増田明美さん、中村勘九郎さん、嵐の相葉雅紀さんが超マニアック情報を次々と披露し、楽しませていただきました。
番組の解説やリポートには、有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさんといったオリンピックのメダリストが勢ぞろい。そしてわが国の女子マラソンの礎を築いた増田明美さんも加わっていましたが、このように豪華なメンバーが揃うことなどということは滅多にないことかと思います。
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今日のMGCで女子1位となり、東京五輪出場を決めた前田穂南選手の後半の独走を見ていましたら、1998年12月のバンコク・アジア大会で独走ぶっちぎり優勝をした時の高橋尚子選手を思い出しました。シドニー五輪(2000年9月)で金メダルを獲得する1年9か月前の快挙です。
↓ 髙橋選手のアジア大会優勝の快挙を伝える「月刊陸上競技・1999年1月号」
↓ 日本記録を4分更新。世界歴代5位の大記録
↓ 表彰台での高橋選手。翌年のシドニー五輪の優勝を予感しました
↓ 2位とは13分08秒差。現実離れした独走っぷり
↓ 日本女子マラソンが世界レベルに到達したことを証明しました
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髙橋選手はシドニー五輪優勝の後も、2001年9月にベルリンマラソンで2時間19分46秒と当時の世界最高記録で優勝。翌年のベルリンも優勝と無敵の強さを誇りました。
その後、2004年のベルリンマラソンで渋井陽子選手が2時間19分41秒、翌2005年のベルリンでは野口みずき選手が2時間19分12秒で日本記録を更新し、現在でも日本記録となっています。
かつての高橋選手の走りを彷彿させる前田選手には大いに期待しております。
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MGCでは男女合わせて40名の選手が猛烈な蒸し暑さの中を戦っていたのですが、私はテレビ中継でMGCとNHKの将棋トーナメントを観戦し、午後はグッタリしていました。特に体調が悪いわけでもないんですが、身体が動かないんです。やはり仕事を残して連休に入ると、それが気になってしまいますね。次週の3連休を迎えるまでには、片付いていない課題をクリアし、気分よく3連休を迎えたいと思います。