「頸肩腕症候群」と思われる症状で左腕が痛むため、今週から勤め先のコンピュータを操作する際は右手でマウスを操作することにしました。
マウス操作そのものは、右手に替えても特に支障はないのですが、それに伴って書類や資料の置き場が変わったりするため、多少は作業速度は落ちます。無意識のうちに左手でマウスを掴もうとしてマウスを探す場面も何度もありました。
これまで、休憩時間も休まずに、長時間連続でコンピュータ操作をしていたことが「頸肩腕症候群」を発症した原因の一つと考えられますので、昨日からは休憩時間は事務所から離れ、廊下などでストレッチ運動をしています。
今週末(25日・土曜日)は病院でリハビリの予定です。専門の方による指導の下で行うリハビリが結構楽しみなんです(^^)
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今夜は、「47都道府県の中で、市や郡を一つも消滅させたことの無いところはあるだろうか?」と急に気になり、30分で調べてみた次第です。
市町村合併などで、消滅した市や郡はたくさんあり、例えば現在私が住んでいる埼玉県では・・・浦和市、大宮市、岩槻市、与野市、鳩ヶ谷市、上福岡市の6市が消滅し、郡は、北埼玉郡が消滅しています。
1つも市や郡を消滅させていない県などあるのでしょうか? 最初に「市」から調べてみました。すると意外にも13もの府県が1つも「市」を消滅させていませんでした。
◎ 「市」の消滅が無い府県
青森県、山形県、神奈川県、群馬県、岐阜県、京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県、
こんなに「市」の消滅が無い府県があるとは思いませんでした。
しかし、「郡」を消滅させたことがない都道府県は「市」以上に少ないと予想します。もしかしたら47都道府県すべてが「郡」の消滅を経験しているのではないかとさえ考えました。しかし2県だけ該当がありました。
◎ 「郡」の消滅が無い県
「郡」に属する「町」が「市」に昇格して郡から離脱したり、過疎化が進み、隣接する市に多くの「町」や「村」が吸収されてしまったり、「町」や「村」を合併して「市」にしてしまうこともあり、「市」に比べて「郡」は消滅しやすいと考えられます。
例えば、静岡県では現存する「郡」は5つですが、これまでに消滅した「郡」は8つあります。
◎ 静岡県の郡 (郡の発足順)
安倍郡 昭和43年12月で消滅
引佐郡 平成17年 6月で消滅
庵原郡 平成20年10月で消滅
磐田郡 平成17年 6月で消滅
小笠郡 平成17年 3月で消滅
賀茂郡 現存
志太郡 平成20年12月で消滅
周智郡 現存
駿東郡 現存
田方郡 現存
榛原郡 現存
浜名郡 平成22年 3月で消滅
富士郡 平成22年 3月で消滅
この例のように「郡」は平成の大合併の時期に一気に消滅しましたので、青森県と沖縄県の2県で「郡」の消滅が無かったことを発見できて驚きました。
「市」も「郡」も消滅させたことがないのは、47都道府県で唯一、青森県だけでした。これは知りませんでした。あ、私の勉強不足なんですけどね・・・(^^)
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その青森県ですが、現在10市と8郡があり、過去に消滅した市や郡はありません。しかし8郡のうちの1つ「中津軽郡」に属するのは「西目屋村」のみで、この村の人口が1360人くらい。人口の減少傾向は続いてますのでやや気がかりです。
「青森県だけが市や郡の消滅を経験していない」ことやそれを維持するカギが「中津軽郡西目屋村」にあることに、私は今日気づいたのですが、地理マニアの人々はもっと以前から気づいていたんだろうなぁ・・・、と思います。