3月11日の「ダメ人間のプロフィール補足説明 その4」で、銀行勤務をしている頃に危険物取扱者と大型二種自動車運転免許を取得して新規取引先拡大の材料にしたことを書きましたが、これはこの免許や資格の本来の使い方とは全く異なりますよね。
私はダメ人間ではありますが、免許や資格を取得することを楽しむクセがありまして、試験や講習を受けることに抵抗感がありません「でした」。
「でした」と過去形にしたのは、50才になった時点で免許や資格を取得する行動を引退したから。50才以降はどんな免許や資格を取得したところで実務経験が無ければ再就職を希望しても大してアドバンテージにならないし、これまで取得してきた免許や資格のほとんどがペーパーライセンスと化していまして虚無感に苛まれていたからなんですよ。
で、どうして免許や資格を取得することが楽しいと感じる変な人になったかといいますと、小学校3年から6年にかけて珠算(そろばん)を習っていまして、これだけは誰よりも上達が早く、誰よりも上位の級にいる優越感を味わったからなんですね。
小学校では私なんかより学力の高い人もいればスポーツ万能の人気者もいる。ピアノがうまい人もいまして私にとっては「珠算」だけが自らの存在や優位性をアピールできる手段だったんです。ですので珠算教室だけは絶対に休まなかったし、まじめに練習をしてきました。
加えて、小学校6年間は「珠算や暗算の能力が高い」だけで通知表の算数の成績だけは無条件で5段階評価で「5」をいただき、中学2年で「電話級アマチュア無線技士」の国家資格を取得したため、技術家庭科の成績は無条件で「5」をいただいたこともあり、免許や資格を取得することによる副次的効果を経験から学んできたため、多少の苦労を伴ってでも免許や資格を取得することに抵抗感が少ないのだと思います。
まぁ、その後は無線などの趣味に没頭したり麻雀にのめり込んでしばらくは免許や資格とは無縁の生活を送るのですが、高校3年の6月に普通自動車第一種免許(いわゆる普通免許)だけは取得し、雨の日などは詰襟の学生服に身を包み、カローラを自ら運転して高校に通学する超悪質ダメ高校生になっていました。あ、高校は不良の集まる学校ではなく、明治時代(日清戦争のころ)から続く地域の有力進学校ですヨ・・・念のため。37年前のことなのでこうして笑い話として書けますが、今思うととんでもないことをしてたんですね・・・(冷汗)。
さて、ダメ人間のペーパーライセンスは風呂上りに改めて書かせてください。