埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

日頃言いたくても言えないことを吐露します。不愉快に感じる方は読まないでください。

自らは「捨て石」になり子どもの将来に賭けたダメ人間

昨日の記事にもありますが、40才を過ぎた頃から徐々に自身の人生はどう頑張っても浮上することなどないものと潔く諦め、二人の子どもが喜んで働ける仕事に就けるよう支援していこうと決意しました。

意外だと感じられるかもしれませんが、それまではむしろ大学進学を前提とした中学受験を強く意識していまして、長男が小学校1年のころから夏休みや冬休み、春休みに南浦和四谷大塚進学教室や日能研の短期講習に連れて行ってました。講習の最終日にテストを受けるのですが、成績は私にとってはかなり満足できる順位でしたので、「よし、これは小学校4年あたりから本格的に中学受験を目指すかな・・・。」なんて考えていたんです。

ただ、本人が全く乗り気でなく、「仲のよい友だちと一緒に小学校の隣にある中学校に進みたい。」とのこと。よくよく考えてみると、居住地は最寄りの駅まで自転車で15分以上かかり、しかも自転車が安全に走行できる道路ではないので、朝早く起きて遠隔地の私立中学に通うことは非現実的。しかもウチは貧しい家庭なので、あの時無理矢理私立中学に進んでいたら家計が破綻していたかもしれない。冷静に考えれば私立中学に通う条件は揃っていなかったのについつい夢を追いかけてしまうダメ人間。

ただ、長男の希望通り地元の公立中学から県立高校進学を目指す方針をあっさりと支持したことが、「考え方が柔軟で物分かりのよい父親」と信頼感を高める結果になったようで、何が幸いするかわからないものです。

家庭では子どもが小学校に入学するころから家族で「UNO」や「トランプ」などのカードゲームやオセロや将棋といったボードゲームを中心に楽しむのですが、子ども相手でも手加減せず、「絶対的な力の差」を見せつけてやります。

長男が5才の七五三の記念写真の撮影をしている合間にオセロの対戦をして、当然のことながら私が圧勝するのですが、負けた長男が泣き出して収拾がつかなくなってしまったこともありました。大人と子ども、親と子はこんなにも差があるんだということをゲームを通じて教え込みます。ダメ人間ですが、オセロは家庭内では20年間無敗です。

あ、しかしながら将棋は最近長男が石田流三間飛車を指すようになってから、ダメ人間が負けることがあります。私、オセロより将棋のほうが得意なんですが・・・。

また、長男はプロ野球やサッカーJリーグ、欧州サッカーの観戦が人並み以上に好きなのですが、その知識量が凄まじい。野球選手やサッカー選手数千人の成績や戦歴、プロフィール、特徴など何でも知っている。子どもが興味を持った分野に対する知識や情報の吸収力は本当に凄いものです。私はそれを素直に褒め称え、もはや誰も対等に話し相手になれなくなっているほど幅広く深い知識を持った長男は話し相手に飢えており、私が必死に知識を蓄えてなんとか話し相手になってあげています。

家庭には畳の大きさくらいの黒板があります。2万5千円くらいでしたでしょうか、緑色の板で白や黄色のチョークで書く黒板です。マーカーペンで書くホワイトボードではありません。なるべく学校と同じ雰囲気で自宅でも勉強できるようあえて「黒板」を購入しました。

そして、このダメ人間が家庭内の塾を開講し、中間試験や期末試験対策を行います。もちろんこの黒板が無ければ家庭内塾は開けません。

夏休みの読書感想文や絵画や自由研究の課題にもどんどんヒントを与えます。直接手を加えては本人のためにはなりませんが、私も積極的に関与して助け船を出し続けます。

通っている小学校や中学校の運動会や文化祭などの行事には積極的に参加します。そして最も重要なのは、通っている学校や先生に対する批判は絶対にしないことです。親が学校や先生を少しでも批判をすれば子どもの学校内での態度に変化をもたらします。

学校から通知表を受け取りますと、保護者のコメントを記入する欄がありますが、そのコメントは誠心誠意細かい字でビッシリと書き込みます。内容は当然「学校や先生のご尽力で子どもは毎日楽しく安心して勉学に励むことができる」「よい友達にも恵まれている」「満足度が極めて高く感謝している」「子どもがよくない行動や言動をしていましたら遠慮なく叱ってください」といったことを中心とした感謝の弁です。

学校や先生に媚って贔屓にしてもらおうなどと考えているわけではありません。ただ、このような前向きな感謝の気持ちがこもったコメントをビッシリ書きますと、実際の学校生活が本当にそのコメントのようになっていきます。不思議に思います。

そして、親である私が日頃から資格試験の勉強をして、自らが学ぶ姿勢を見せてやります。資格試験に合格した際には子供らにも合格通知や合格証書などを見せて何時間くらい勉強して合格したか、どのように弱点を克服したかを話します。

日曜日の午前中はNHKの将棋番組を欠かさず視聴します。棋士の対局姿、勝っても負けても喜怒哀楽を表に出さない美しさや潔さを見せるだけでも非常に良い影響があります。

中学に入学した長男と私の立場はどのような関係が理想なのか考えたことがあります。親と子であることに変わりはありませんが、その関係は単なる血の繋がり。より絆を深めるにはどうすればいいのか考えたところ、「師弟関係」と「先輩後輩の関係」が思い浮かびました。

「師弟関係」にしても「先輩後輩の関係」にしても長く良好な関係が望めると感じ、それに近づけるよう、長男の高校進学の際には私の出身高校と似ている高校を志望することにしました。似ている点は・・・

●どちらも明治時代中期(日清戦争の前後)に創立した

●旧制中学の流れをくみ百年以上の伝統がある

●男女共学、もちろん県立

●県内トップ校ではない。学区があった頃は学区のトップ校だった

しかも私の出身高校は、新潟県立〇〇〇高等学校。

次に長男の出身高校は、埼玉県立△△△高等学校。どちらも高校名が三文字というところまで似ています。似ている高校に通うことにより、無理矢理「疑似先輩後輩関係」を築きます。

ダメ人間の家庭内塾が功を奏してか、長男の成績はまずまず満足できる範囲で推移しており、普通に考えれば中堅国公立大学やMARCHレベルならば進めそうかと感じていましたが、私はすでに「確実に公務員を狙える専門学校進学」をも見据えていました。そして長男が前述の高校に進学したのはもう一つの理由があります。それは、この高校のOBの人脈が「もしかしたら埼玉県庁や近隣の市役所の職員採用にあたって僅かでも有利に働くかもしれない」と考えていました。

そのあたりの詳しい話は明日に続きます。