埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

ダメ人間の勤め先は実は「桃源郷」だった

昨日の続きです。

ダメ人間の勤め先の工場事務室には13人が働いており、その中の数人は来客やお取引先の方が来られても全く無反応で、外部の人との接触を頑なに拒絶する姿勢を貫いていることは昨日書きました。

その数人は、普段の仕事も「適当、デタラメ、いい加減」と三拍子そろっていて、そのフォローに周囲の人々が振り回される構図。

事務所以外でも、例えば工場の作業員でも極端に無愛想だったり、頻繁に休んだり、工場の片隅で一日中井戸端会議を楽しんでいたりと、私のこれまでの勤め先では見たこともないようなとんでもない職員が3割くらいいます。

はっきり申し上げますと、この人たちは「他の会社や事業所であれば全く使い物にならず解雇の対象になるレベル」なんです。実際、他社を事実上解雇されて流れ流れてこの会社に流れ着いた職員が何人かいます。

ところがこの会社(私の勤め先)は何故かこういった人たちに優しく、仕事が「わからない」「できない」「やりたくない」と言えば、あっさりと他の人がやってくれる不思議な習慣があります。

能力が低く、やる気もないことから他の会社を追われてしまった人たちにとってはこの会社(私の勤め先)はまさに「桃源郷」、居心地も最高でしょう。そんなことから、「わからない」「できない」「やりたくない」を主張し続けていつまでも居座っているんですよね。

こんな人たちに優しくしてあげることが理解できないし、そのわがままを認めているために、その周囲の職員に負担が押し寄せているのは誰の目にも明らか。不可解な奇習の影響で、真面目に働く人たちにとっては「暗黒郷」になっています。こんなことがまかり通っていいはずが無いと思うんですが・・・。

しかもこの会社、能力と職位や地位がリンクせず、前述のわがまま役立たずの中には役職に就いている者までいまして、もう呆れ果てるばかり。

仕事が「わからない」「できない」「やりたくない」と主張して仕事から逃げ回り、デタラメな仕事をやっても叱られることもなく、その尻ぬぐいを周りの人々がやってくれるのであれば、ストレスを抱えることもなく、いつもにこやかに振る舞うことができるんですね。そのため低スペックなのに評価がどんどん上がっていく。

私などは、いつも苦しい表情や困ったような表情を浮かべているため、勤務態度の評定は低くなります。

ダメ人間を自認する私でも、仕事の量や質を比較すると、あの低スペックな人たちの5倍の仕事をこなしていると自負しています。では、私が最も苦労しているのかと問われれば答えは「NO」。

同じ会社内でも営業部の一部の人たちは仕事の量や質の面で私の5倍は仕事をこなしていると思いますので、私などは全く足元にも及ばない。そもそも営業のような辛い仕事は私には務まりません。

問題なのは、辛い仕事に従事している営業部の一部の人たちと、「わからない」「できない」「やりたくない」を繰り返す低スペック連中との間には仕事の量や質の格差が5×5=25倍もあること。同じ会社の中でここまで格差があるのは異常だと思います。