このところ連日「将棋」と「銀行」の話題に偏っていまして申し訳ありません。
本当はブログタイトルにありますように「勤務先の中小企業」で嫌われ、馬鹿にされ、見下されている「ダメ人間」の惨めな手記を中心に書き綴るはずですが、書きたいことが次々に浮かんできまして、ついつい書きやすいことから着手してます。
「将棋」や「無線」についてもどなたがお読みになってもご理解いただけるよう、なるべく平易な文言で書くよう心掛けておりますので、お付き合いくだされば幸いです。
逆にこれまでそれほど詳しくなかったジャンルでも、この「はてなブログ」から毎日有益な情報を得るようになって、かなり詳しくなった分野もあります。「競馬」の奥深い世界を連日お伝えいただくブログや、「サクソフォン奏者」の華麗な世界をお知らせいただくブログを通じてこれまで知らなかった世界を知ることができて嬉しく感じております。
現役銀行員の方や元銀行員の方、国家公務員だった方のブログもその世界を経験した方だからこそ書ける記事がありますし、そうした有益な記事を読ませていただき連日刺激を受けています。みなさま、いつも素晴らしい記事をお届けいただきありがとうございます。
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さてさて、5月13日の日曜日をしばらく前から楽しみにしておりました。NHK杯将棋トーナメントと囲碁トーナメントのいずれも女性が出場する日なんです。
将棋は 及川拓馬 六段 × 加藤桃子 女王
将棋のNHK杯で女性が出場できるようになった1993年から昨年まで女性側からみた成績は3勝26敗。2003年と2004年に中井広恵女流三冠(当時)が計3勝を記録しましたが、2004年に中井さんが1勝あげた後に敗れて以降昨年まで女流棋士や奨励会員の中から最強の女性が毎年出場していますが15連敗中です。私は女流棋士や女性奨励会員であれば無条件に応援していますが、なかなか男性棋士の壁は厚いですね。ところが今日、NHK杯の歴史が動きました。14年振りに女性が勝つ場面を見ることができました!
▲及川六段×△加藤女王 相居飛車の熱戦
解説は永瀬七段、「お、加藤さん優勢ですね」
△6八金 「あ、詰みましたね」
終局。14年ぶりの歓喜の瞬間。
勝った直後の加藤女王。熱戦を制しましたが緊張もあり疲労困憊・・・かな?。
一部には及川六段の終盤の間違いを指摘する声が聴こえますが、勝ちは勝ち。序盤から中盤にかけて優位に立って相手のミスを誘った加藤女王の偉業を素直に称えたいと思います。1回戦に勝った加藤女王は2回戦で「佐藤慎一六段×森内俊之九段」の勝者と対戦することになりました。9月か10月になると思いますが今から楽しみです。
午後は囲碁。●牛栄子二段×〇山田九段 19才の牛栄子二段を応援します。
ベテランの山田九段さすがに強い。
牛二段、NHK杯トーナメント初陣は残念ながら敗れました。山田九段中押し勝ち。
牛栄子二段は残念でしたが、囲碁は藤沢里菜女流立葵杯(19才)や上野愛咲美女流棋聖(16才)も控えていますので、まだまだ楽しみは続きます。囲碁は将棋と異なり、女性が勝つことが時々あります。
繰り返しになりますが、日曜日の正午を挟んで3時間、知的美人女性の活躍に鼻の下を伸ばして過ごせて満足です。しかも将棋は加藤女王の歴史的快挙の瞬間を見ることができて大満足の一日でした。