私は埼玉県のとある中小企業の工場で原材料や資材、消耗品類などの調達を担当しています。調達担当は基本的には事務職ですが、1日(8時間)の勤務の半分はデスクワーク、残る半分は工場内で受入品の検品や在庫量の確認などの作業をやっています。
購入する原材料などについてはある程度知っておく必要があります。化学品、金属、塩ビ、ゴム、木材、塗料、溶剤、機械類、燃料、などの種類ごとにその特徴を学ぶ必要があります。またそれらの市場、相場の値動きにも敏感に反応しなければなりません。さまざまな知識を有していませんと、お取引先と価格や取引条件について交渉をすることができません。極端なことを申し上げれば、無知な担当者では簡単に騙されてしまいます。より有利に交渉を進めるために知識を高めることは重要です。
加えて、お取引先の方々に舐められないように虚勢を張ることも時には必要になります。そのためにヘルメットには現在私が有している資格や免許のステッカーをヘルメットに貼りまくっています。
↓ ダメ人間の実使用ヘルメット(正面) 社章を黒塗りで消してあります。
↓ ダメ人間の実使用ヘルメット(左側)
↓ ダメ人間の実使用ヘルメット(右側)
↓ ダメ人間の実使用ヘルメット(後面) 名前を黒塗りで消してあります。
↓ ダメ人間の実使用ヘルメット(頭頂部)
お取引先の方々と戦うヘルメットです。どれも簡単に取得できる資格・免許ばかりですが、数が多いとそれなりにスゴイ人に見えてしまうかもしれません。
お取引先の方々の間で一時期「日本一イヤミなヘルメット」との噂が流れ、わざわざこのヘルメットを見に来られる方もいらっしゃいました。
一部の資格・免許について重複して貼っているものがありますが、全て自ら取得した資格・免許です。
ステッカーの大半は、兵庫県宝塚市にある「諏訪工房」さんで作っていただきました。非常に廉価ですが水濡れや紫外線に晒されても劣化しないスグレモノです。
明日はお取引先との交渉の際に、この虚勢ヘルメットが活躍した場面についてお話ししたいと思います。