埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

日頃言いたくても言えないことを吐露します。不愉快に感じる方は読まないでください。

ハムフェアでは1000円で「ワクワク感」を買ってきました

ハムフェアを満喫して早くも3週間が経ちました。連日多忙な日々が続いていまして、今頃になってハムフェアで買ってきた品物を開梱したり、いただいてきた大量の製品カタログや資料に目を通しています。

その中で、僅か1000円で買ってきた品物を紹介します。

↓ これです

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昭和50年ごろに製造販売されていたTRIOのTR-7200Gという車載用144MHzのFM機です。当然のことながら全く作動しません。ただの置物です。

それでもいいんです。1000円で「ワクワク感」を買ったんです。

昭和52年、中学2年でアマチュア局を開設しましたが、当時としては非常に恵まれた環境で、約12万円もする短波帯送受信機を買ってもらい、50MHz(AM/FM)や144MHz(FM)などは近くに住む先輩アマチュア局からいただいたりしておりました。

今と違い、当時の中学生や高校生のメイン運用周波数帯は、比較的裕福な家の子はHF帯SSBで10W(ワット)運用。経済的に余裕がない家の子は50MHz帯AM/FMで3W(ワット)運用だったように思います。

144MHzのFMはモービル運用が盛んで、自動車の運転ができない中学や高校当時の私はこういったモービル機に憧れの念を抱いておりました。

今回入手したのは144MHz帯FM機ですが、このシリーズには144MHzのSSB機や430MHz帯FM機もありました。当時の雑誌広告が手元にあります。

↓ CQ誌昭和49年11月号裏表紙 TRIO広告

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当時の私はモービル機はありませんでしたが、ハンディ機は近所の先輩からいただいていましたので144MHzのFMもオンエア出来ましたが、送受信できる周波数が限られていました。

当時の144MHzのFMは呼び出し周波数(いわゆるメインチャンネル)が144.48MHzで、そこでCQを出している局とどの周波数に移るのかを打ち合わせるのですが、双方が持っている周波数の水晶発振子で共通したものが無い場合は交信に至りません。

A局「145.08にQSY願います」

B局「145.08はありません。あるのは12と20と32とです」

A局「当局はどれもありません。またの機会にお願いします」

B局「あ、ちょっと待ってください。21メガ出られませんか?」

A局「はい、では21.350MHz付近のSSBでCQ出します」

といったように、144MHzで交信できず、21MHzで交信することになったこともありました。こうしたことも懐かしい思い出です。

ハムフェアで1000円で買ってきた不動品のTR-7200Gを眺めていますと当時のことが蘇ってきます。

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現在の144MHzモービル機に比べて明らかに大きく重いです。現役で使用している八重洲のFT-991Aの隣に並べてみます。

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やはり大きいですね。40年前の無線機はどれも個性的で存在感がありました。1000円で買ってきた置物ですが、眺めているだけで嬉しくなってきます。