埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

日頃言いたくても言えないことを吐露します。不愉快に感じる方は読まないでください。

社内勉強会テキストの執筆完了~疲れました・・・

9月19日のブログにも書きましたが、いよいよ明日の午後3時10分から午後5時まで、社内勉強会で「業務に関連した免許や資格を取得しよう」と題して約2時間講義をすることになっています。その資料作成が先ほどようやく終わりました。

400字詰め原稿用紙85枚分に相当する34000字。よく書いたなぁと思います。昨日も深夜まで執筆していまして、このブログ更新を怠ってしまいました。

1日ブログ投稿をしませんと、何だかもの凄く久しぶりにブログ投稿するような、地に足がつかないような妙な感覚ですね。

 

勉強会資料第4章「免許や資格を取得するデメリット」では、4つのデメリットを紹介していますが、そのうちの2つを抜粋します。かなり偏った私見ですので、参考にはならないと思います。こういった考えの人もいるんだなぁ・・・という感覚で軽く読み流して下されば幸いです。

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  • デメリット その1 金銭的負担や肉体的負荷は想像以上に大きい

 会社が受験料や交通費を負担してくれる場合は心配ありませんが、私的な受験は金銭的負担が意外と大きいです。免許や資格を取得するには受験料のほかに、参考書、問題集、証明写真、受験申請書の郵送料金、試験に最適な筆記用具などの調達、試験当日の交通費、試験当日の食事代金が必要になりますし、合格後に免許申請料や登録免許税を支払う必要がある免許もあります。どのような免許や資格でも取得するには少なく見積もっても数万円程度はかかります。結構カネ食い虫なんですね。 

 しかも試験日が平日だったりしますと、その日は有給休暇を取ることになり、試験直前期は深夜まで、或いは徹夜で勉強をした上に、試験日つまり有給休暇で不在になる日の業務の調整や作業の前倒しをするため普段以上に重労働になります。 

 私自身平成26年7月に、すでに合格していた第二種作業環境測定士の「単なる試験合格者」から「指定登録機関に登録された正規の作業環境測定士」になるために、登録講習や登録免許税の支払いに約15万円を払い、7月23日から25日までの3日間有給休暇を取得して登録講習に参加しました。有給休暇取得中とはいえ仕事は容赦なく回ってきますので、3日間ともに夕方5時に登録講習を終えてすぐ、東京の田町から電車に飛び乗り職場に急いで向かいます。夜7時ころから約4時間でその日に回ってきた仕事をこなし、深夜0時頃から夕食と入浴。朝4時頃まで登録講習会の復習と予習をこなして短時間の仮眠をとり、始発電車に飛び乗ってまた東京の田町にある講習会場に向かいます。 

 それでも「作業環境測定士」の称号を得られるのでキツイとかツライとか感じませんでした。なぜなら過去にもっとキツイことをしていた経験があったからです。 

 今からちょうど20年前のことですが、まだ第二地方銀行に勤めていた頃、大型二種自動車運転免許の取得を思い立ち、9月中旬から2月初旬までの4か月半にわたり自動車教習所に通い続けたのですが、一旦仕事を夕方に中断して自動車教習所でトラックやトレーラーやバスの運転の練習をし、夜9時頃にまた職場に戻って深夜1時頃まで仕事をすることを繰り返しました。 

35才と若かったとはいえ、正直申し上げてこの時期は非常にキツかったです。しかも二種免許は現在と違って、技能試験の試験官を警察官が務めるガチンコ勝負です。教習所の先生が試験官でしたら多少のミスは見逃してくれるかもしれませんが、警察官は絶対にそのような温情はかけてくれません。試験の日だけは、生涯に一度だけの完璧な運転、警察官である試験官をも唸らせる運転をしなければなりません。そう思うと日々の運転の練習でさえも緊張感が漲り、練習とはいえ真剣モードになりますので練習の後はひどく疲れます。 

 この4か月半にも及ぶ自動車教習で、大型二種をはじめとする4種類の免許を取得できましたが、約70万円使ってしまいました。もの凄い労力と多額の出費で得たペーパーライセンスです。みなさまは決して真似をしないでください。

 

 

  • デメリット その2 社内イジメの標的になりやすい

 私自身、所持している免許や資格の大半をペーパーライセンス化させており、免許や資格など実際には役に立たないことは十分に理解しています。それでも世間の人々が「資格なんか役に立たない」と強調するのはかなり不愉快で、ストレスやイライラの原因になっています。これから免許や資格を取得していこうとする方々はこうした世間の逆風が意外なほど強いことを覚悟していただく必要があります。 

 前章では免許や資格を取得する「メリット」について説明させていただきましたが、「メリット」があるにもかかわらず、何らかの免許や資格を持つ人と持たない人とでは圧倒的に持たない人の方が多数派です。免許や資格を取得しながらさまざまな分野の知識を蓄え、仕事や私生活に役立てていこうと考える人は非常に少ないです。資格試験の受験云々に関係なく、日々勉強している社会人は驚くほど少ないのが実状です。 

 「免許や資格を持っていること」ではなく「免許や資格を取得するために努力や工夫をしてきたこと」を評価して欲しいと考えるのですが、資格試験の勉強などしたことのない人にはそれがどれほど大変なことか理解できません。それどころか、有資格者に対する嫉妬や妬みから目の敵にされてしまうことさえあります。 

 かつて私が勤めていた第二地方銀行での出来事なのですが、行政書士中小企業診断士社会保険労務士などいくつもの難関資格を持つ方がいまして、その方はたまたま私の出身高校の10年先輩にあたる方でしたので個人的には親しくさせていただいておりました。 

 さまざまな難関資格をいくつも持っているこの先輩に対する周囲の職員の妬みは苛烈を極め、連日無理難題を押し付けられ、なにかと仕事には言いがかりをつけられ、些細なことでも怒鳴り飛ばされ、散々な目に遭っていました。傍から見ても、人間はここまで残酷になれるものなのかと思えるほどあまりに酷いイジメを受け続けたその先輩は精神を病み、さらには心臓疾患まで併発して長期入院してしまいました。退院して仕事に復帰後は閑職に追いやられ、心臓ペースメーカーを装着してトボトボ歩く惨めな先輩の後ろ姿を見て怒りがこみ上げました。あの当時、職権や人事権を振りかざして凄惨なイジメを繰り返していたアホ幹部職員を今でも許せません。

 

 免許や資格を取得しますと、無言の圧力を相手方に与えることになります。何も語らなくても、あるいは自分自身では全く思ってもいなくても、「私は国家が認めた有資格者で、あなたは無資格者ですよね! そ・う・で・す・よ・ね!!」と相手の心の中に勝手に響き渡ります。これがお客さまやお取引先の方への牽制効果になったり、お取引先の方との交渉の際に優位な立場を築く材料にもなったり、幸いなことに相手も同等のレベルの資格の持ち主である場合には有資格者同士の仲間意識の醸成にもつながりますが、逆にその無言の圧力が、社内の人々を敵に回してしまい、敬遠されたり、孤立してしまう原因になってしまうことが往々にしてあります。一般的には知られてはいませんが日本中の有資格者がこの問題に悩まされています。 

 特に自分より若い職員や、自分より職位が下位の職員が免許や資格を持っていたり、さまざまな知識を持っていることに極端な嫌悪感を示す人は想像以上に多いです。自分の後輩や部下が何らかの免許や資格を取得したら、それと同等あるいはそれを上回る免許や資格を取得して「どうだ、参ったか!俺だってまだまだ若い奴には負けないぞ!!」なんて頑張ってくれる上司や先輩の話題など聞いたことがありません。 

 いくつかの免許や資格を持つようになったら、それまで以上に謙虚に控えめに振る舞うように努め、資格試験などとは無縁の勉強嫌いの人々から嫌われることのないよう細心の注意を払う必要があります。免許や資格を持つ人になることは、少数派、マイノリティーの側にあえて属することを選択していることになります。勤勉と言われている日本人とはいえ、学ぶことを避け続け、快楽に耽る人々が絶対多数派です。多数決の原理では勝ち目はありません。 

 私が親しくしているさまざまな免許や資格の持ち主の大半が苦い経験をしています。所属する会社の知的レベルが向上し、勤め先で必要な有資格者の人数を充足させ、自らの知識の上積みを目指して免許や資格をいくつか取得したことが大きく裏目に出ていると嘆いています。 

 そうした事例が散見される背景には「あいつはさまざまな知識を持っているのでたとえ雑談であっても間違ったことを言えない」「あいつは無資格者のオレたちをバカにしているんだろう」といった誤解や軋轢が社内の多数意見になってしまっているのだろうと考えられます。それだけならばまだ悲惨なことにはならないのですが、人事権を持つ管理職や経営者までもがそういった考えに及びますと、「発言力を削ぐために降格させよう」とか、周囲の人々よりも仕事を誠実にこなし結果も出しているにもかかわらず「能力が高いはずなのに結果が伴わないので評価を下げる」「勉強ばかりしていて協調性と信頼感に欠ける」といった偏った評価を下されることもあります。評価軸に欠陥がある企業、事業所は全国には驚くほどたくさんあります。

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「勉強会」の場で語ることではないかもしれませんが、長い間感じていたことを公にします。聴衆にはこういった人もいるんだ・・・、と理解してもらえるだけで嬉しいです。