埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

竜王戦第1局は稀に見る大熱戦、勝ったのは羽生竜王

昨日から始まりました、将棋・竜王戦第1局は羽生竜王が141手で広瀬八段(挑戦者)を破り、このシリーズ1勝0敗。タイトル獲得数100期の大台を目指す羽生竜王にとっては幸先のいいスタート局となりました。

今日は仕事を午後5時の定時で切り上げて帰宅。すぐに竜王戦のライブ中継番組を視聴しました。

中盤から終盤にかけては非常に難解な内容の稀に見る大熱戦。視聴しているだけで疲れます。

↓ 解説は郷田九段、聞き手は塚田女流1級。

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難解な場面もしっかり解説していただけるので、私のような者でも理解できます。

↓ 終局の1時間くいらい前の盤面

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どちらも1手でも間違えてしまうと一気に形勢が悪くなる緊迫の盤面。

↓ 19時23分、広瀬八段投了。その後延々と感想戦

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このシリーズの竜王戦は、羽生竜王が防衛すればタイトル通算100期の前人未到の大偉業。逆に広瀬八段が勝って竜王になりますと羽生さんは無冠になってしまうことから世間の注目を大いに浴びています。

第2局は10月22日~23日。福岡県福津市にある「宮地獄神社」で行われます。

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ここからはプロ野球の話題。明日からプロ野球クライマックスシリーズ・ファーストステージが始まります。セ・リーグ3位の巨人はペナントレース67勝71敗5分で勝率は0.486。この負け越しの巨人がクライマックスシリーズを勝ち上がって日本シリーズに出場し、さらには日本シリーズでも4勝して日本一になった場合は「年間成績負け越しのチームが日本一」になってしまいます。珍記録マニアである私はそうなればいいと思っています。

今日の夕刻、長年の友人ともこの話題が出ましたが、「それぞれのリーグで負け越したチームは仮に2位や3位になったとしても、クライマックスシリーズへの参加権を失う」とか、「リーグ優勝をしたチームのアドバンテージをもっと大きくする」としなければおかしいのではないかという意見で一致しました。クライマックスシリーズは制度としてやや欠陥があるのかもしれないという点でも一致しています。

仮に負け越しチームがクライマックスシリーズへの参加権を失うことになりますと、実は大変な珍記録が発生する可能性があります。それは・・・

2015年7月3日のように、セ・リーグ全チームが負け越しとなった場合、セ・リーグからはクライマックスシリーズ参加チーム「該当なし」になってしまいます。

↓ 2015年7月3日のセ・リーグ順位表

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この年のセ・リーグ交流戦パ・リーグに大きく負け越した上、1位ヤクルトから5位広島までが大混戦となっておりこのような状態になりました。この混戦状態がシーズン終了まで続いた場合、全チームが負け越す可能性もあります。

あっ!と驚くような珍記録をいつも期待しています。