埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

続々・行ってきました!「首都圏外郭放水路」!!

一昨日行ってきました「首都圏外郭放水路」について3日連続で記事を書かせていただいており、今日が最終日です。

首都圏外郭放水路」見学の目玉は、やはり「巨大地下神殿」と呼ばれる調圧水槽ですが、そのほかにも非常に興味のあるものがいくつかあります。その一つが「排水ポンプ」です。

地下トンネルを流下してきた洪水を調圧水槽から江戸川へ排水する役割を担う「排水ポンプ」は毎秒50トンもの水を排水する能力を有しますが、これは国内最大級の規模、性能を誇ります。そんなポンプが4台設置されていますので、排水施設全体では毎秒200トンもの水を排水できます。

↓ 排水施設の精巧な模型が展示されています

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排水施設は、ポンプ、原動機(ガスタービン)、減速機の3つで構成されていますが、どれも規格外の大きさと性能。本当に驚かされます。

↓ ポンプは荏原製作所製の立軸渦巻斜流ポンプ

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↓ 原動機は三菱重工業製の二軸式ガスタービン

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↓ 減速機は日立製作所製、かさ歯車減速機

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ポンプ、原動機、減速機のいずれも斯界のトップメーカーが納めた最強の布陣です。

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この「首都圏外郭放水路」ですが、これまでの稼働実績が掲示されていました。

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過去16年で114回も付近の河川の水位が上昇して水が流入してきています。年平均9回ですね。平成30年度はここまで4回稼働しています。

また、トンネル(地下河川)は地下50mの深さを内径10.6mで掘進延長距離約6キロメートルをシールド工法で掘っていきます。

シールド工法とは、シールドマシンで鋼製の円筒を地山に押し当てながら掘るのですが、その円筒の先端のカッターが展示されていました。やはり摩耗が激しく、猛烈に苦労して掘り進めた様子が窺えます。

↓ 地下を掘ったカッター。摩耗が激しい。

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首都圏外郭放水路」の見学会では、巨大地下神殿と呼ばれる調圧水槽以外にも非常にたくさんの展示が楽しめます。このブログで紹介するのに3日も要してしまいました。

見学の前に受付をしました際に、記念品(絵葉書とカード)を手渡されました。

↓ 絵葉書(オモテとウラ)

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↓ 記念カード(オモテとウラ)。87mm×63mm

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キャッシュカードより一回り大きく、トレーディングカードサイズです。全国のダムで配布されているダムカード」の神殿バージョンですね。ダムカードマニアの方ならこれは何としても欲しい一枚ですね。

また、「首都圏外郭放水路」についての詳細がまとめられた解りやすく美しいパンフレットもあります。

↓ A4版 12ページ 表紙

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↓ 4~5頁

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↓ 裏表紙(12頁)

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首都圏外郭放水路管理支所がある庄和排水機場」はポケモンGOのジムになっています。このジムに最近CPが下がって意気消沈のハピナスさんを置いて記念撮影です。

↓ CPが400以上減少して元気がないハピナスさんと記念撮影

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↓ ミミッキュ帽子がお気に入りの私もいっしょに記念撮影

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首都圏外郭放水路」の見学レポートは以上です。3日間にわたってお付き合いいただきありがとうございました。\(^o^)/オシマイ