日曜日ですが、今週はNHK将棋トーナメントの放送が無い週(番組改編時期に1年に1度だけ)ですので、朝から無償出勤で事務処理を片付けて来ました。普段は日曜日の午前は原則としてNHK将棋トーナメントを視聴しますので外出することは殆どありません。
日曜日で誰もいない事務所。普段目障りな人物の姿も無く、耳障りな談笑の大声も無い静寂の中で誰からも声を掛けられず、作業の中断も無いため、仕事が普段の5倍は捗ります。ストレス無く仕事が捗りますので、休日出勤や早朝5時台の出勤は嫌いではありません。
午後は疲れて昼寝。昼寝といってもぐっすり眠るのではなく、センバツ高校野球をテレビ観戦しながら寝たり起きたりの繰り返し。これが実に気持ちよくて、最高の贅沢なんです。
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午後4時ころから、明日のテレビ番組表を確認し、明日の新元号発表に伴うテレビの特別編成番組の録画予約をします。
そうです、新元号の発表は明日なんです。
前回の改元、昭和から平成に替わったのは昭和64年1月7日(土曜日)。私は25才で、社会人2年目の自称イケメン銀行職員でした。(あ、当時はイケメンという語は無かったですね・・・) この日のことは今もはっきりと憶えています。
当初、「平成」には慣れなくて、書類などについつい「昭和」と書いてしまい、何度も書き直した記憶があります。
あれから30年。いよいよ明日、次の元号が発表になります。緊張と興奮と期待と不安とが入り混じった不思議な感覚に襲われています。
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前回の改元の際の朝日新聞(縮刷版)があります。当時、改元がどのように報じられたのかを振り返ってみたいと思います。
↓ 昭和64年1月7日 朝日新聞号外1面 新元号は「平成」と報じる
↓ 昭和64年1月7日 朝日新聞号外2面 「元号」に関する詳しい解説
↓ ASAHI EVENING NEWS 1月7日の号外 「HEISEI」は日曜日から・・・
↓ 平成元年1月8日(日曜日)朝日新聞朝刊から
早くも「新元号決定に際し、民意が反映されていない」と批判されています・・・。
↓ 同じく1月8日朝日新聞朝刊から
ハンコ注文殺到 券売機手直し など慌ただしかったのは確かです。30年前は突然の事態だっただけに、結構混乱した記憶があります。今回の改元は、発表から改元日まで1か月ありますので、前回ほど大きな混乱は生じないのではないかと思います。
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なお、私のような細かいことにこだわる性質の人は、実際には無かった昭和64年1月8日以降や平成31年5月1日以降の日付を含んだ有印公文書を見つけると嬉しくなってしまいます。
↓ 例えば私のアマチュア無線局免許状。免許の有効期間が昭和67年9月10日まで
↓ 現在有効なこの無縁局免許状の有効期間は平成34年9月10日
もちろんこれらの有印公文書が間違っているのではありません。有効期間が5年ですので、どうしてもこのようなことになります。それでもこうした「幻の日付を含む有印公文書」に萌え~・・・の私は変わっていると思われても仕方が無いですね・・・。
さあ、いよいよ明日、この先長期間にわたって付き合っていく新しい元号が発表になります。「平成」も残りあと1か月。明日は長く記憶に残る一日になりそうです。新元号発表まで12時間を切りました。「平成」が発表されたときもそうでしたが、新しい元号は、どのようなものであっても、最初は人々からの批判に晒されると予想されます。私はどのような元号であってもその新元号を快く受け入れ、歓迎し、愛着をもって使用し続けたいと思っています。