昨日のブログで、アニメ「苺ましまろ」のオープニング曲、「いちごコンプリート」がお気に入りと書きましたが、今日の午後、早速平成生まれの若いお取引先の方に冷やかされてしまいました(^^)
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アニソン聴いたり、ボカロ曲を聴いたりして、平成世代と同じ感覚を持っているつもりですが、平成世代の方々のからすれば、昭和38年生の私などは、「旧人類」と思われているのではないかと思います。
実際、私と同じような1960年代前半(昭和35年から昭和40年くらい)生まれの世代は、平成世代の方々からすれば大昔のことと思っていることを現実のこととして経験しています。
例えば・・・・
1960年代前半生まれ世代は、プロ野球巨人軍の9連覇を実際に見ていますし、晩年に差し掛かってはいますが、あの長嶋茂雄選手の現役時代のプレーを見た最後の世代だと思います。
↓ 今も語り草になっている引退セレモニーの一場面
ギリギリ最後の3年くらいの現役選手としての長嶋氏の姿を見ることができて幸運だったと思います。
また、1960年代前半世代の我々は、横綱大鵬の相撲をブラウン管を通じてでも実際にリアルタイムで見てきた最後の世代だと思います。
↓ 昭和46年5月場所5日目、貴ノ花に敗れ引退を決意
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また、1960年代前半世代は、「百円紙幣」で買い物をした最後の世代かと思います。
↓ 「百円紙幣」で実際の買い物をした経験があります(紙幣に赤線を加えました)
百円紙幣は昭和40年代半ばでも流通していました。1960年代前半世代は「百円紙幣」で買い物をしたことがある最後の世代かと思います。
また、1960年代前半世代は「銀貨」で買い物をしたことがある最後の世代かと思います。
↓ 昭和41年までは100円硬貨は銀が60%含まれていました。42年から白銅貨
↑ 昭和41年までは50円硬貨はニッケルでした。42年から白銅
昭和41年を最後に、通常貨幣では銀貨は姿を消しました。
↓ ニッケルの50円硬貨は磁石につきますね
ニッケルが磁石につくことから、磁石を糸でつるして神社の賽銭箱などから50円ニッケル貨を盗ってしまう輩がいました。そんなことがあったんだと懐かしく思い出す方も意外と多いのでは・・・。
1960年代前半世代はさまざまな事柄をギリギリ経験できたことがたくさんあります。ある意味非常に幸運な世代ではないかと思います。