昨日に引き続き、社内での出来事で唖然とした一件を取り上げます。
今の勤め先の会社では、出張工事で出掛ける際に自社保有の自動車が不足する際には、レンタカーを扱う業者から主にトヨタ・プロボックスやトヨタ・サクシードといったライトバン型の車両を借り、出張工事の現場で必要とする工具や資材を積み込んで出掛けます。
無事に出張工事を終えて帰ってきた作業員の〇〇氏(30代半ば)からレンタカーのキーを受け取り、レンタカー業者の方が車両の引き揚げに来られるのを待ちます。3時間ほど経ったころ、レンタカー業者の方がセーフティローダー車で来られました。
レンタカー業者「いつもご利用ありがとうございます。車の引き揚げに参りました」
わたし 「おお、いつもお世話になります。キーをお返しします」
レンタカー業者「それでは車両の確認をして帰ります。ありがとうございました」
・・・・数分後・・・・
レンタカー業者「あのー、スミマセン、車の後ろ、かなり破損してるんですが・・・」
わたし 「え? 本当ですか? 車を運転していた者を連れてきます」
・・・レンタカーを運転していた作業員の〇〇氏と車を前にして・・・
レンタカー業者「ここですね、車の後ろの右側、かなり強くぶつけたのでは・・・」
わたし 「いやー、大きく凹んでいる上に、テールランプとウインカーラ
ンプが割れてますね・・・。〇〇さん、どこかで接触しました?」
〇〇氏 「オレ、知らないっス」
わたし 「これだけ派手に破損していますので、相当強くぶつけてますよね」
〇〇氏 「この車、乗る前から凹んでましたよ」
レンタカー業者「お客さまにお貸しする際には、そのような破損した車をお貸し
することの無いよう十分確認しています」
わたし 「私も車を借り受けた際にキズや凹みが無いことを確認してます」
〇〇氏 「オレ、知らないッスよ」
わたし 「では、一緒に出張工事に行ってきた△△さんに確認します」
〇〇氏 「あー、今思い出した、オレ、ぶつけてるかも知れ
ない・・・」
わたし 「かも知れない・・・ですか・・・」
〇〇氏 「工事現場の駐車場にバックで車を入れるときに少し当たったな」
わたし 「どんな感じで当たった?」
〇〇氏 「照明塔の支柱に当たって、バコッ、ベキベキ・・・と」
わたし 「それでもとぼけようとしたんですか・・・」
〇〇氏 「この程度のキズは大したことはないと思ったんでね、忘れてたよ」
レンタカー業者「いや、お客さま、これはその場ですぐに連絡をしてほしかったです」
わたし 「わたしからも謝ります。申し訳ありません」
〇〇氏 「もういいかな、オレそろそろ帰るんで」
レンタカー業者とわたし 「え?・・・・・・・・」
まぁ、こんなやり取りでしたが、レンタカー業者の方からも「今まで長年この仕事に携わってきたけど、こんな経験はこれまで無いですね」と驚かれていました。大変恥ずかしかったです。
物損事故を起こした上にウソをついていた〇〇氏には会社からの口頭での注意すらありません。大らかな社風といえば聞こえがいいのですが、何事に対しても無責任な人物を野放しにしているので、恐怖感すら覚えます。
このように無秩序な社風なので、他の会社から弾き出された異端者や問題児が集まってきてその居心地の良さを満喫し、長年にわたって居座り続けます。その裏で誠実に働いている職員がこのような困った奴らに振り回されて、余計なストレスをため込んでいる事実を経営幹部の方々には気づいて欲しいものです。