埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

250km離れたFM東京が聴きたくて・・・

金曜日の夜を迎えて気分は最高です\(^o^)/

今週も5日間の勤務を無事に終えましたが、一週間を通じて来客や納品などが著しく多く、非常に疲れました。帰宅後は疲れ切ってグッタリしており、先ほどまで仮眠をとって疲労回復に努めていました。こんな時は傍らにFMラジオを置き、TOKYO FMを聴いていることが多いです。

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現在では民放FM放送は特に珍しくはありませんが、私が放送受信を趣味にし始めた昭和49年(小学校5年)当時、民放FM放送局は全国に4局だけ(東京、愛知、大阪、福岡)しかなく、そうした大都市圏以外ではFMラジオはNHKだけしか聴くことができませんでした。ちなみに5番目の民放FM放送は昭和57年2月のFM愛媛の開局まで待たなければなりませんでした。

そんな状況でしたので、当時新潟県に住んでいた私は、民放FM局を日常的に聴くことはできませんでしたが、中学3年の春にFM東京を聴くためだけに、廃材と余っていた電線を繋ぎ合わせた多素子アンテナを作成し、屋根の上に仮設状態で高く上げることにより、FM東京の受信に成功しました。

といっても、ザーザーと耳障りな雑音の中に僅かに放送内容や音楽が確認できる程度でした。それでも民放FM局がどんな番組を放送しているのかを知ることができて嬉しかったことを憶えています。FM放送はNHKしか知らなかった私には民放FMの番組はとても新鮮に感じました。

↓ 苦労して受信したFM東京の受信確認証

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↓ 250km離れたFM放送を受信することは中学生の私には大変なことでした

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1978年(昭和53年)4月16日は日曜日でした。雑音の中に僅かに聴こえるFM東京の放送に神経を集中して放送内容を確認し、受信報告を書きあげます。そうしていただいたこの受信確認証(ベリカード)には特別な思いがあります。

首都圏の民放FMはJ-WAVEやNACK5、FMヨコハマなどが高い人気と聴取率を誇っているようですが、私は長い間首都圏唯一の民放FM局であった老舗のFM東京(TOKYO FM)が一番のお気に入りです。

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現在ではFMラジオを聴くために選局ダイヤルをクルクルと回しますと、NHK、民放、コミュニティ局などがたくさん聴こえてきます。76MHzから90MHzまでの中でNHKが1局しか聴こえなかった頃を知っていますので、たくさんのFM局を聴くことができる今の受信環境は夢のようです(^^)。