埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

労働環境は悪くないのに次々と退職者が出るのは何故・・・

今の勤め先はあと3か月勤めますと、勤続19年になり、いよいよ勤続20年の祝い金やリフレッシュ休暇のご褒美が近づいてきます。この褒美をいただいたら退職しようと考えています。

勤め先の会社なんですが、労働環境は決して悪くはないと思うんです。所属部署にもよりますが、私を含めた内勤事務職は、休日出勤や残業も殆ど無く、有給休暇も取りやすい。実際、この1年半くらい私はほぼ毎日夕方5時半で帰っています。

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しかし、それでも、何人もの人々が次々と会社を去っていき、私も常にこの会社から離れることばかり考えています。

今の勤め先の会社なんですが、あまりにも自由度が高すぎて、なんだか三流大学のお遊びサークルのような雰囲気なんですよね。

他の会社で全く使い物にならず、半ば解雇されたようなかたちで会社を追われた者が、たまたまこの会社に入社しますと、自由過ぎるほど自由なので居心地がよく、いつまでも辞めないんです。

私も勤め人を30年以上やっていますが、今の勤め先の会社では、これまで見たこともないデタラメ社員が何人かいますので、毎日イライラが募り、職場では思わず表情が険しくなってしまいます。

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仕事ができないだけでなく一日中雑談ばかりの職員。お客さまが来られても挨拶もせず大声で雑談しながら大笑い。近くで電話をしている職員がいても、至近距離で大爆笑。電話を通じて相手方にも大爆笑の声が聴こえているはず。一体どんな会社なんだと思われていますよ。

その職員に何か仕事をやってもらおうとしても・・・

「あ、私、それ、わかりません」

「あ、私、それ、やったことありません」

「あ、私、それ、できません」

「あ、私、それ、やりたくありません」

このいずれかのフレーズを使って仕事の依頼を拒絶してきます。それでも許されてしまうこの会社、異常なんです。

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だったら、自分もそうやって仕事をしないで、毎日出勤してお茶飲んで雑談して帰る人になればいいじゃないか・・・、と指摘されそうですが、まともな人だったらそんなことはできないですよね。

で、こういった役に立たない職員が周囲の真面目でまともな職員にどんどん負担を押し付けていき、職員間の仕事量や責任の重さに大きな差が現れます。

「仕事をしない派」の職員は、仕事のストレスもプレッシャーも無いため、いつもニコニコと愛想がよいため評判は良く、逆に仕事できる派の職員は常にバタバタ動き回り、ストレスや重圧でいつも苦悶の表情を浮かべていますので評価は下がる一方。

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毎日そうした「仕事しない派」を見ていると、「この人はこれまでまともに働いたことが無いんだろうな・・・」とか「前職では全く役に立たないクソ職員だったんだろうな・・・」とハッキリわかります。

ですので、表面的には毎日定時で帰れる「非ブラック企業なのですが、「働かない職員」の存在により、アホらしくて、馬鹿馬鹿しくて、遣る瀬無くて、「真面目で仕事できる派」が一人、また一人と辞めていきます。辞めていった人たちは私と親しかっただけに、その気持ちは理解できます。そして今日、また一人辞めそうな「仕事できる派」が私に声を掛けてきました。「もう、この会社には尽くせない・・・」と

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このままでは、「仕事やらないニコニコ派」に席巻されてしまうのではないかと思います。声がデカく、ノリとハッタリだけの人々に騙され続ける会社幹部には私も失望しています。