埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

「全国官公庁野球大会」3日目の結果から・・・

今週は日曜日から連続して「官公庁野球大会」の話題です。野球に興味のない方にとっては非常につまらないと思いますが、今日と明日の2日間我慢していただきたくお願いいたします。

「全国官公庁野球大会」は昭和25年から始まり、今年で70回目を迎えましたので、今年は「第70回記念中央大会」となり、全国から64チームが出場しました。夏の甲子園の出場校が49校ですから、それよりも15チームも多いです。

夏の甲子園が、全日程終了するのに15日間を要するのに対し、官公庁野球大会は、9カ所の球場を使い、2回戦に勝ったら当日の午後3回戦とか、準決勝~決勝を1日で行い、全日程を僅か4日で終了させます。このスピード感を私は気に入っています。

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↓ 今朝のスポーツ報知です。すでに54チームが敗退。紙面も小さくなっています

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新聞掲載基準で、8月19日(月曜日)に31チームが敗退し8月20日(火曜日)に23チームが敗退。そしてこの紙面が伝えるように8月21日(水曜日)に6チームが敗退し、あっという間に4強が出揃いました。

 

日本原子力研究開発機構原子力科学研究所(前年優勝)

高崎市役所(群馬)

太田市役所(推薦・群馬)

造幣局(推薦・大阪)

 

この4チームが今日、準決勝~決勝を戦いました。ここからはこの4強のチームの選手や関係者のツイッターなどから得た情報に基づいています。

 〇準決勝第1試合

                                 R

原子力研究所(前年優勝)  1 0 0 1 2 2 0 0 0    6

高崎市役所(群馬)     1 1 0 0 0 0 0 0 0    2

 

日本原子力研究開発機構原子力科学研究所が決勝進出です

 

 〇準決勝第2試合

                                   R

太田市役所(推薦・群馬)  0 0 0 3 6 1 1 1 0   12

造幣局(推薦・大阪)    0 0 1 0 0 0 0 0 0    1

 

太田市役所が決勝進出です。私が応援していた造幣局はここで敗退です(><)

 

 〇決勝戦

                                  R

原子力研究所(前年優勝)  0 0 0 0 0 0 0 0 0     0

太田市役所(推薦・群馬)  0 2 2 0 0 0 0 0 X     4

 

太田市役所は2年ぶり3回目の優勝です。また、4強に太田市役所と高崎市役所の群馬県2チームが残りましたが、これで第62回大会(平成23年)から9年連続で群馬県勢(太田市役所と高崎市役所)のどちらか、或いは両方が4強に残る安定した強さを発揮しています。群馬県勢はこの9年間で5回優勝、3年前の第67回大会(平成28年)では、太田市役所×高崎市役所の決勝戦となり、前年度優勝の高崎市役所を破った太田市役所が初優勝を記録しています。

群馬県勢が頭角を現す前の第60回~62回大会(平成21年~23年)は松戸市役所(千葉県)が3年連続優勝。群馬県勢が優勝を逃した昨年は、茨城県日本原子力研究開発機構原子力科学研究所が優勝しており、近年の官公庁野球は関東勢が優勢である印象があります。

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官公庁野球大会は、公職に就いておられるさまざまな職種の方々が全国の予選を勝ち上がってこられ、全国レベル、国体レベルのチームから、やや強い草野球のレベルのチームまでさまざまなレベルのチームが参加します。今大会優勝を飾った太田市役所にも元広島カープの相澤投手や大学野球(専大)で鳴らした坂元投手が活躍されていまして、非常にレベルの高い試合を見せています。

「公務員の甲子園」と呼ばれる官公庁野球大会ですが、関係者以外には殆ど注目を集めることはありません。目立たないように僅か4日で一気に日程を消化してしまうのも、「公務員が税金使って野球なんかして楽しんでいる」などと心無い批判を受けないためなのかもしれません。こうした謙虚な姿勢、情報入手の困難さも、無関係者の私がこの大会に長年注目し続けている一因なんです。

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明日は、官公庁野球大会最終日、準決勝・決勝の報知新聞記事を取り上げます。