埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

間もなく全国の大学野球は秋季リーグ戦が始まります・・

先週のこのブログは「官公庁野球大会」を連日取り上げ、太田市役所の優勝をお伝えしました。ブログ記事を通じて「官公庁野球大会」の存在を知って下さった方も多く、嬉しく感じました。

同じころ、夏の甲子園は大阪代表の履正社高校が優勝を飾り、全日本大学軟式野球選手権大会では中京学院大学が優勝しています。

全日本女子硬式野球選手権大会は尚美学園大学が優勝。尚美学園大学は埼玉県にありますので、なんだかウレシイです(^^)。また、全国高等学校定時制通信制軟式野球大会は天理高校が優勝しています。

あとは、全国高等学校軟式野球選手権大会明日(29日)が準決勝、明後日(30日)が決勝です。ベスト4に残っているのは、中京学院大中京(東海・岐阜)、あべの翔学(大阪)、崇徳(西中国・広島)、新田(四国・愛媛)の4校です。

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9月に入りますと、学生野球は秋のシーズンに入り、全国各地の大学野球リーグが開幕します。大学野球ファンの私が最もワクワクする時期でもあります。

大学野球リーグといいますと、その殆どのリーグは、構成校の大半が私立大学で、数少ない国立大学が肩身の狭い思いをしていることが多いと思います。

ところがかつては、リーグ構成校6校のうち5校を国立大学が占めていたリーグがありました。もちろん2部以下の下位リーグではありません。

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現在の「関甲新学生野球連盟」の前身の「北関東甲信越野球連盟」ですが、1992年(平成4年)春の勝敗表をご覧ください。

↓ 国立大学がズラリと並び、優勝の関東学園大(私立大学)が孤立してるように見えます

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宇都宮大、新潟大、山梨大、埼玉大、信州大といった名門国立大学が5校も名を連ねています。

この「北関東甲信越野球連盟」は翌年の1993年(平成5年)春のリーグから名称を「関甲新学生野球連盟」と改め、運営形態を改変し各地域の大学を1部~3部に再編成し入れ替え戦制度を導入します。また、新規加盟する私立大学が増えてきます。

すると国立大学各校は次々と下部リーグに降格し、現在では1部リーグに国立大学は一つも所属していません。

↓ 現在の関甲新学生野球連盟1部リーグ。全て私立大学です

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↓ 2部リーグに新潟大、埼玉大などが所属していますが、私立大学相手に苦戦

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↓ かつて決勝リーグに名を連ねた宇都宮、信州、山梨は現在3部リーグに

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この27年の間にこのリーグの勢力図は大きく書き換えられてしまいました。この秋のリーグ戦は「関甲新学生野球連盟」をはじめとする全国各地の国立大学の復権を願い、応援したいと思います。

なお、私自身は2年連続国立大学に入れず、私立大学卒なんです・・・。