埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

中央防波堤埋立地の帰属問題に地裁の判決が・・・

9月4日のこのブログで、東京湾に浮かぶ「中央防波堤埋立地」の領有権を、江東区大田区が争っていて、いまだにどちらの区に属するのか定まっていないといった内容に記事を書きましたが、先週の金曜日(20日)に東京地裁が、全体の面積のうち江東区が79.3%、大田区が20.7%とする判決を言い渡したと報道されました。

↓ 翌朝の新聞記事(朝日新聞朝刊)

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判決に対して江東区長は「2年前に都が提示した調停案の86.2%よりも減ったことは驚き。江東区の歴史的経緯を評価されていない」とコメントし、大田区長は「区のこれまでの主張がどのように判断されているか、今後十分に精査する」とコメントしており、もしかしたらこれは控訴もあるかなと思います。

この中央防波堤の帰属争いは、かつては江東区大田区のほかにも品川区、中央区、港区の3つの区も帰属を主張していましたが、3区は2002年に主張を取り下げ、現在では江東区大田区の2区が争っています。

個人的には、帰属権や境界線がはっきりしない場所にこそ興味や関心がありますので、江東区大田区の関係者で真剣に帰属権を主張している方々には申し訳ないのですが、この問題が解決してしまうことはやや残念に感じてしまいます。

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あ、ところでこの新聞記事に目をやりましたら「2020年の東京五輪パラリンピック・・・」と記されていまして、ついつい来年の高校野球の東京都予選のことを思い出してしまいました。

はてなブログメンバーのみなさまでしたらすでにご存知かと思いまして、わざわざここで書くことに躊躇いを感じますが、まだご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので念のため書かせてください。

夏の甲子園出場を目指す高校野球東京都予選(東東京大会・西東京大会)の準決勝、決勝は神宮球場を使用しています(東東京大会は準決勝や決勝以外でも使用しています)が、来年の7月6日から9月13日まで、神宮球場はオリンピックの器材置き場となりますので使用できません。

↓ 今年7月27日に東東京大会決勝、関東一×小山台を神宮球場で観戦しました

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来年は神宮球場が使えないため、東京都予選の準決勝と決勝は東京ドームで行われます。具体的な日程は・・・・

8月1日 西東京大会準決勝 

8月2日 東東京大会準決勝

8月3日 東東京大会決勝 西東京大会決勝

となる見込みです。

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まぁ、これしか方法が無かったと思いますので仕方がないとは思いますが、私個人的には、東京ドームは巨大な商業施設といった印象が強く、学生野球の試合の場としてのイメージがあまりありません。

毎年6月に行われている全日本大学野球選手権大会は2005年から神宮球場と東京ドームの併用となっていますが、東京ドームの試合は今でも何となく異質な印象を受けます。大学野球選手権の試合は幾度となく観戦していますが、照明灯はプロ野球の試合の照明に比べてやや暗いようにいつも感じます。これは私の個人的な感想でしかありません。もちろん東京ドームで試合ができて喜んでいる選手も一定数いるのだろうと思いますし、来年の夏に東京都予選を戦う高校生の中には勝ち上がって東京ドームで試合がしたいと望んでいる選手もいることでしょう。それはそれでいいことだと思います。

ただ、殆どの選手にとって初めてとなるあの白い天井や照明灯、高い外野フェンス、色とりどりの派手な広告板、垂直に切り立ったように見えるスタンドはどうしても高校野球とは結び付かないんです。こうした要素が甲子園出場を賭けた緊迫した場面で悪影響を及ぼさないことを願うばかりです。

これらはあくまで個人的な感想でしかありません。来年の東京ドームでの高校野球は、数十年に一度の珍事として興味がありますので、私は観戦に行く予定です。