埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

私は事務職であって、梱包係じゃないんだけど・・・

3連休明け初日の今日、イマイチ気力は不十分なんですが、半期の決算まで1週間ですので、事務作業を意欲的に進めなければなりません。

が、しかし・・・、今日はほぼ半日梱包作業ばっかりで、部品や製品を「プチプチ」とか「エアークッション」などと呼ばれている気泡緩衝材で包んでダンボール箱に入れ、ダンボール箱の中の隙間はクシャクシャに丸めた新聞紙で埋めます。

梱包が完成したら宅配便で発送するのですが、午後4時の〆切間際になりますと結構焦ります。

部品や商品の中には直径70センチを超えたり、重量が10キログラムを超えるものは、梱包作業もやりづらく、時間をどんどん消費してしまいます。

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部品や製品の梱包・発送は、別に私の担当ではないと思うのですが、何故か周囲の誰もが当然私がやるものだと勝手に決めているんです。

梱包作業は意外と難しいもので、お客さまのお手許に届いた際に、見た目に美しくなければいけませんし、美しさ以上に中身を確実に護ることが重要です。誰にでもできる作業ではないようにも感じます。

しかしながら、私は誰よりも多くの事務作業を抱えていますので、梱包作業など誰かに代わってほしいとも思うのですが・・・。

事務所には一日中ヒマを持て余し、お茶飲みながら雑談ばかりのクソ職員もいますが、こんな人たちに梱包などやらせたら、見た目はメチャクチャ、中身は破損事故頻発といったことになるんだろうと簡単に予想できます。ですので、私がやるしかないのかと半ばあきらめています。

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この会社の社風なんですが、「できない人」は仕事をやらなくていいんです。さらに「できない人」に悪い評価や低い評価がつけられることはありません。そして「できない人」に対しても周囲の人々は何故か優しく親切に接します。冷ややかな視線を送っているのは私だけかも・・・。

だからこの会社では向上心のある人は非常に少ないです。仕事ができるようになってしまうと、仕事を与えられたり任されたりするので、できない方がいいんです。何に対しても消極姿勢なので、コミュニケーション能力も低く、手書きの文字も少しでも美しく書こうと意識することも無いので、小学校2年生並みの字を書いている職員が何人もいます。それでいて、責任の無い単純作業をのんびりマイペースでやっているだけなので、いつも明るく朗らか。そのため評価は高め。

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こんな状況なので、「働く職員」と「働かない職員」の格差や能力の差が激しく、「働かない職員」や「できない職員」にとっては桃源郷ですが、「働く職員」や「できる職員」は「これ・・・おかしいだろ・・・」と呟きながら毎年ポツリポツリと退職していく。

だったら、「働かない職員」「できない職員」になればいいんじゃないか、と思われる方もいらっしゃると思いますが、まともな考えを持った人には、それはできないんですよね。

明日もたくさんの事務作業を抱えながら、気泡緩衝材やダンボール、ガムテープに触れる時間が非常に長い一日を過ごします。

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あ、ところで、7月下旬からNHKテレビで放送されているドラマ「これは経費で落ちません!」が面白くて、毎週観ています。主役の森若沙名子役を演じる多部未華子さんの好演にも注目です。今週金曜日(9月27日)午後10時が最終回ですので、これまで観たことの無い方は、せめて最終回だけでもご覧になることをオススメします。

↓ 共感出来ます!! 年末に一挙再放送を希望します!!

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で、このドラマの原作の単行本が、集英社オレンジ文庫から1~6巻出されていますが、1巻の裏表紙に「なるほど・・・」と思わせる一言が書いてあります。

↓ あ、これは表紙です・・・

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↓ 裏表紙、「だいたいの社員は、入社すると少しずつずるくなる。」

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ホントその通りです。今の勤め先もそうですし、過去に勤めた会社もそうでした。

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今日は梱包作業で疲れました。すぐに入浴して寝ます・・・。