埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

あ、気が付いたら社内で「絶滅危惧種」になってた・・・

標題の通りですが、一体何のことかよく解らないと思います。

実は、今の勤め先は役職員約100名を擁するのですが、いわゆる早慶MARCH」あるいは「東京六大学」を卒業した人は極めて少数派。それでも数年前までは5名(男4・女1)いました。

そのうち三田の大学を出た2名が定年退職し残り3名になり・・・。

そして昨年10月に非常に親しくしていた池袋の大学を出た才媛が退職し、残りは2名に・・・。

残った2名のうちの1人は、この会社のトップに長期間君臨する駿河台の大学出身のオーナー会長。そしてもう一方は、役職にも就けず周りからも蔑まされ、底辺を這いずり回る市ヶ谷の大学出身の冴えない事務員の私。

最後に残った早慶MARCH・絶滅危惧種の2人が、絶対的権力を持つ経営トップ最底辺のダメ事務員の組合せになってしまったんです。面白いですね・・・。

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早慶MARCH」出身であれば学力がトップというわけではなく、勤め先の会社でも、難関国立大学である千葉大出身の女性職員や、日大出身ながら行政書士試験合格者の男性職員もいますので、私の学力ではこうした方々には全く敵いません。この方々はどうしてこのような中小同族会社で働いているんだろうと不思議に思います。

早慶MARCH」という括りは、大手予備校などが便宜的に用いたものではないかと思います。実際にこうした学校群は無いのですが、それでも100人も役職員がいる会社で、早慶MARCH」であったり「東京六大学」の出身者が一人もいなくなるのは、私個人的には非常に寂しいと感じます。

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さて、社内では2名にまで減り、文字通り絶滅危惧種となった「早慶MARCH」出身者でしたが、先月、駿河台出身のオーナー会長が天寿を全うされました。

最後に残った「早慶MARCH」出身者、「東京六大学」出身者が、19年勤めても役職に就けないダメ事務員の私です。

今の勤め先の会社では、世間では一定の評価をされている学校を出ている人は、それだけで少数派に属することになります。ノリと勢いと声の大きさで社内を制圧する絶対多数の無名の学校出身者のグループには敵わないんです。

さすがに、オーナー会長は別ですが、私も、池袋の大学出身の才媛も、千葉大出身者も、行政書士合格者も、なんとなくですが、みな社内では不遇な目に遭っているように見えます。

↓ 「早慶MARCH」「関関同立」は大企業や官公庁では評価されるようですが・・

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中小企業の同族会社では、少数派の「早慶MARCH」なんかより絶対多数派の「大東亜帝国」や「それ以下の学校群」出身者が幅を利かせるケースが多いのではないかと思っています。社風も「大東亜帝国」以下に似ているんじゃないかな・・・。

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30年以上前のことですが、私が学校卒業後に最初に勤めたのは札幌市に本店がある都市銀行でした。同期入社の人々は、北海道大学をはじめとする旧帝大出身者や小樽商大でとことん勉強してきた秀才、私大出身者は早慶出身者が多数派でした。そうした方々に囲まれて、その他の学校群出身の私などは肩身が狭かったのですが・・・。

今は、多数派のFラン出身の方々に囲まれて、30年前よりも、さらに一層肩身の狭い思いをしております・・・。