埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

今の勤め先、排斥され続けて十余年・・・・

今の勤め先には平成12年9月に入社しましたので19年1か月が経過したのですが、自分でもよく続いていると思います。ここまできたら勤続20年の金一封(10万円)とリフレッシュ休暇をもらうまでは辞められないと思います。

 

入社する際には、前社長からは「将来の大幹部」などと期待していただいていたのですが、その前社長が退任し、新しい社長が就任すると一転して排除されることになります。

中小企業、特に同族企業の場合、社長や有力幹部の交代によって立場がガラリと変化してしまうことがあります。

私の場合、まずグループの親会社の経理・会計の職を解かれ、工場の雑用係に異動になり、次に親会社から一方的に解雇されて子会社所属になり、さらに役職を剥奪されて、いえわゆるヒラ社員に降格となりました。現在もその立場に変わりはなく、今日入社した人と私の立場は対等です。

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もっとあからさまな排斥を感じるのは、安全衛生委員会のメンバーに一度も召集されないこと。

安全衛生委員会とは、「労働者の危険又は健康障害を防止するための基本となるべき対策(労働災害の原因及び再発防止対策等)などの重要事項について審議を行う場」です。

私はこうした審議の場に参加して労働安全衛生に関して意見を述べたいと思い、「第1種衛生管理者」「衛生工学衛生管理者」「騒音振動関係公害防止管理者」「第二種作業環境測定士」「運行管理者(貨物・旅客)」と5つの資格や免許を取得し、工場内の労働安全衛生や安全運転にまで、幅広く知識を備えてお呼びがかかるのを待っていましたが、その機会はついに来ませんでした。ちなみに第1種衛生管理者は私のほかに2人いますが、他の4つの資格や免許は私が社内唯一の有資格者です。

会社の経営幹部にすれば、ただでさえ気に食わない上に、資格や免許の裏付けがあるヤツが安全衛生委員会に入ってくることはこれまでのやり方を否定されかねないので嫌なんだろうと思います。

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今の会社に勤めて20年目になりますが、出勤時に事務室に入室する際にはハッキリした声で「おはようございます」と発声し、一礼してから入室します。(私がその日一番に出勤することが殆どなので、その場合は省略していますが・・・)

また、帰宅する際には所属長の机まで歩み寄って「お先に失礼いたします」と申し伝えて一礼をし、退室する際にも一礼をして帰ります。このような役職員は他にいません。

ここまでしても、十数年にわたって排斥され続けています。実力とか能力とか、会社に対する貢献度とか、そういったことではなく、ただ社長なのか、役員なのか、誰かが私のことを大嫌いなんですよね。ただそれだけ・・・。

自分で申し上げるのも恐縮してしまいますが、事務作業のスピードと正確性には自信がありますし、お取引先の方々と良好な関係を誰よりも築いていると自負しています。それでも絶対に昇進や昇格の対象からは外れ、今日入社した人と同じ立場。

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まぁ、それでも、お取引先の方の中には、会社に対する不信感を強めている方もいらっしゃるようで、私が勤めている間は仕事を請け負うが、私が退職して別の人が担当になったらもう仕事は受けない、と仰ってくれるお取引先の方もいます。これには救われる思いがします。