埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

人口が1万人以下の「市」があることをご存知ですか?

今日の夕方に発表された安倍首相の「全国の公立小中高校休校要請」の表明にはビックリしました。多少のことには驚かない私ですが、これには本当に驚きました。

新型コロナウイルスの感染拡大を阻止しなければ、東京オリンピックの開催が危ぶまれるために慌てたか、それとも一般に報道されている国内の感染者数はウソで、政府関係者だけが知りうる資料では、夥しい数の感染者数や死亡者数になっているのではないかなどと、あれこれ考えてしまいました。

まだ、首相からの要請があっただけですので、実際に全国の学校が3月2日から休校になるのかどうかは不明ですが、降って湧いたような休校措置に喜んだ中高生がディズニーランドに大挙押しかけて新型肺炎に感染してしまうようなことにならなきゃいいんですけどねぇ・・・。

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さて、今日は地理ネタにします。本当は職場の苛立ちを書こうと思っていたのですが、突然の首相の休校要請表明に驚いたことと、職場での疲れを引きずっていて、もうすでに睡魔に襲われつつありますので、無難な記事にしたいと考えます。職場の苛立ちはそれほど疲れてなく、心にゆとりがあるときに改めて書きたいと思います。

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現在わが国には、東京都の特別区にある23の区を含めて、815の「市」があります。

地方自治法第8条には、「市」となるべき普通地方公共団体の要件(市政要件)が示されていますが、その中で、人口は国勢調査で5万人以上であることとしています。つまり、「町」や「村」が「市」になるためには5万人以上の人口が必要なのですが、一旦「市」になりますと、どんなに人口が減っても「町」や「村」に戻す必要はないようで、過去にそうした前例はありません。「市」を「町」や「村」に戻すことは制度上は可能です。

「市」となる要件が人口5万人以上なので、全国の「市」の殆どが人口5万人以上と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には人口5万人以下(2015年の国勢調査)の「市」は272もあります。

人口が4万人台や3万人台、2万人台の「市」は珍しくありません。

人口1万人台の「市」でさえ21市もあります。

人口が1万人未満の「市」が4つあります。その4市を紹介します。(いずれも令和元年12月31日の住民基本台帳人口)

 

赤平市(北海道)  9906人

三笠市(北海道)  8304人

夕張市(北海道)  7769人

歌志内市(北海道) 3133人

 

この4市が人口1万人に満たない「市」です。いずれもかつては石炭産業で栄えた街ですが、石炭産業の衰退により人口は極端に減少し、現在も減少傾向は続いています。

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さて、明日は金曜日\(^o^)/ 何とか乗り切って気分よく週末を迎えたいと思います。週末は伝染病が怖いのでどこにも出掛けずに自室に籠って無線や将棋や読書三昧になると思います。