「日本三大美祭」の一つ、さらには「日本三大曳山祭」の一つでもあり、重要有形民俗文化財および重要無形民俗文化財にも指定されている「高山祭」(岐阜県高山市)の春の例祭「春の山王祭」ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、中止となりました。例年4月14日と15日の両日開催されていますので、本来でしたら昨日と今日が「春の高山祭」だったはずなんです。
ちなみに「日本三大曳山祭」と「日本三大美祭」とは、この「高山祭」と「秩父夜祭(埼玉県秩父市)」、「祇園祭(京都市)」のことです。
↓ 有名な祭ですので、ごく一般的なカレンダーにも「春の高山祭」が記されています
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残念ながら、豪華絢爛な屋台行事で多くの人々を魅了する「春の高山祭」は中止となりましたが、岐阜県高山市にはほかにも「日本一」を誇れるものがあります。
それは、全国792ある「市」の中で面積が最大であることです。
↓ 高山市のホームページより「日本一大きな市(東京都に匹敵する面積)」とあります
その広大な面積の92パーセントが森林。ほとんどの市民は残る8パーセントの中で暮らしているんですね(^^)
ちなみに、森林のうち4割が国有林で6割が民有林です。他の地域に比べて国有林の占める割合が高いという特徴があります。
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そして、高山市を47都道府県の面積ランキングの中にに入れてみると・・・
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44位 沖縄県 2,275.28km2
45位 東京都 2,187.42km2
高山市 2,177.61km2
46位 大阪府 1,896.83km2
47位 香川県 1,876.47km2
となり、大阪府と香川県には面積で勝(まさ)っています。「市」でありながら「府」や「県」より面積が大きいのは高山市が全国唯一です。ちなみに「面積2位の市」は静岡県浜松市で1,558.06km2です。
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なお、「面積最小の市」は埼玉県蕨市で、5.11km2です。高山市の425分の1ですね(^^)
↓ 蕨市のホームページには「日本一のミニ都市」とあります(^^)
今日はここまでです・・・