正月休み明けから楽しみにしていたゴールデンウィーク5連休が終わり、今日からまた通常の生活サイクルに戻ります。
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ゴールデンウィーク明け、盆休み明け、秋の連休明け、そして年末年始の連休明けは本当に辛いです。ですが、今はコロナ禍で資金繰りに窮している方や、危険を冒して休みなく働いている医師、看護師など医療関係の方が全国にはたくさんいらっしゃいますので、弱音などは吐いてはいけません。今日からまた働きに行ける場所があることを幸せに思い、喜んで出勤したいと思います。
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この度のゴールデンウィークが終わることについては、このように落ち着いていますが、これまで勤め人になってから33年間、大きな連休が明ける際には必ず大きく落ち込んで口数が減り落ち着きを失っていました。
もっと遡れば、幼稚園に入園した昭和43年から大学を卒業する昭和62年春までの約19年間も、夏休み、冬休み、春休みの最終日などはやはり気分が沈み込んでいました。特に勉強ができないわけでもなく、イジメを受けていたわけでもありません。それどころか、小学校では学級委員や児童会書記、中学校では生徒会会計委員に任命されていましたので、周りの人々の目には明朗快活な人と映っていたのではないかと想像します。
でも実際は違うんですよね。50年くらい前から長期の休暇が明ける日や月曜日の朝はユウウツで仕方が無かったんです。
学校でさえそんな状態ですから、職場なんかもう地獄です。大きな連休が明ける日だけでなく、毎週月曜日を迎える際は今でもツラいです。勤め人を33年やってますので、月曜日を迎える苦しみを約1650回耐えてきたことになります。どうやって耐えてきたのだろうかと自分でも不思議に感じています。
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この言いようのないツラさの原因は何か、長年にわたり考えてきました。アスペルガーなのかADHDなのか、アダルトチルドレンなのか、それとも何らかの発達障害なのか・・・、自分を苦しめるものは何なのかを探しましたが、どれもイマイチ違うんです。
ところが最近、染井アキさんという方が著した「ダメ人間だと思ったらHSPでした」という書物を読み、「HSP」が自分に最も当てはまると思い始めました。
↓ この書籍です。産業編集センター発行。151頁
HSP(Highly Sensitive Person)とは、普通の人より五感が鋭く、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応する感受性の強い人のことだそうで、Wikipediaに詳細が記されていますので貼ってみます。
↓ Wikipediaの「ハイリー・センシティブ・パーソン」の項
先ほど紹介しました「ダメ人間だと思ったらHSPでした」という書にも、ご自身がHSPである著者の染井アキさんのこれまでの人生の中で、今思い起こせばHSPだからこそ出くわしたさまざまな場面での人間関係における戸惑いや葛藤、対立などがコミカルに語られており、楽しく読み進めながらHSPとはどんなものなのかを知ることができます。好著です。
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冒頭申し上げましたように、ゴールデンウィークが終わり、今日はいつもなら気が狂いそうなほど落ち込むのですが、コロナ禍で苦しむ事業主や学生の方々や大変な職務に従事する医療関係の方々に対して申し訳ないという気持ちと、長年にわたり感情を揺さぶり続けてきたものは「HSP」ではないかと判明しかけてきたことにより落ち着いて連休明けを迎えることができております。
この書籍のタイトルの通り、私が実は「ダメ人間」ではなく「HSP」なのであれば、このブログのタイトルも「埼玉在住中小企業勤務Highly Sensitive人間の思うところ・・・」への変更を検討しなければなりませんね・・・。