埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

職場をジワジワと蝕んでいる「陽キャ」という人種・・・

今週も月曜から金曜まで5日間、無事に勤め上げました。勤め人になって34年目になりましたが、今でも金曜日の夜は嬉しくて心が躍ります。緊張感から解放されるためか、金曜日の夕刻から夜にかけては帰宅してすぐに眠気が襲ってくることもあります。

-・・・-

土曜日と日曜日は仕事が休みで嬉しい・・・、というよりは、土曜日と日曜日は職場で騒がしくしている陽キャと呼ばれる人たちと会わなくて済むから嬉しい・・・、というのが正しいかと思います。

陽キャ」とは「陽気で明るい性格(キャラクター)の人」を示す略語で「ようきゃ」と読みます。主に若い方々が用いています。逆に「陰気な性格の人」を陰キャ」(いんきゃ)と称します、私は明らかに「陰キャ」に属します。

「陽気で明るい性格の人」は一般的には良く思われる傾向が強いとは思いますが、「明るさ」をはき違えた「陽キャ」が勤め先の職場に増え始めており、特にこの数年は「陽キャ」に職場が支配されているかのような雰囲気になっています。

以前は誠実で真面目で責任感が強い職員が多く働いていまして、私も親しくさせていただいていましたが、徐々に「陽キャ」が勢力を伸ばし、誠実で真面目な職員は「陽キャ」の暴走に嫌気がさして1人、また1人と職場を去っていきます。私の話し相手は殆ど残っていません。

-・・・-

陽キャ」は若者言葉ですが、職場の「陽キャ」は若い方ではなく、中高年の男女数名。苦手というか嫌いな人種です。

この「陽キャ」たち、就業時間中で、お客さまやお取引先の方が来られていようがそれを無視して大声で雑談を続けます。しかも、何が面白いのかが解らない話題で大盛り上がりしています。

 

例えばこんなやりとりです・・・

 

陽キャ女 「今日は〇〇さん休みだって!」

陽キャ男A「え、コロナじゃね」

陽キャ男B「ワハハハハハハハハハハハハ!」

陽キャ女 「ギャハハハハハハハハハハハ!!」

陽キャ男A「ウワハハハハハハハハハハハ!!!」

陽キャ女 「〇〇さんってカラダ弱いんですかネ?」

陽キャ男B「弱いんじゃね、アハハハハハハハハハハ!」

陽キャ男A「ワーハハハハ! ワーハハハハ!!」

陽キャ女 「ギャハハハハハハハハッハ!!」

陽キャ男B「〇〇くんはお前の部下だろ!身体鍛えろって言えよ!」

陽キャ男A「関係ないよ!アハハハハハハ!!」

陽キャ女 「ワハハハハハハハハハハハハハ!!」

陽キャ男B「ギャハハハハハハハハハハハハ!!!」

陽キャ女 「あ、△△さんって、危険物乙4類試験また落ちたんですって!」

陽キャ男A「へぇー、バッカじゃね。ワハハハハハハハハハハハ!」

陽キャ女 「ですよね~、ギャハハハハハハハハハハ!!!」

陽キャ男B「ワハハハハハハハハハハハハハ!!」

陽キャ女 「いつになったら受かるんでしょうね~、アハハハハ!」

陽キャ男A「ゲハハハハハハハハ!!!」

 そこにたまたま乙4類危険物不合格の△△さんが通りかかります

陽キャ男B「おい、△△、お前また乙4類落ちたんだって?」

△△さん 「あ、はい・・・」

陽キャ男A「何回落ちるんだよ! ギャハハハハハハハハハハ!!」

陽キャ男B「ワハハハハハ、ワハハハハハ、ワハハハハハ!!!」

陽キャ女 「ギャハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

△△さん 「・・・・」

陽キャ女 「アハハハハハハハハハ、ウケルー、アハハハハ!」

 

とまぁ、こんなノリですかね。「陽キャ」たちはとにかく声量がもの凄く、意識して大声を出していなくてもとにかく声が大きいんです。腹の底から声を出しているからか、胃や肺や気管、気管支が躍動する音までもが聞こえてきそうです。

 

職場での就業時間中の雑談は一切認めないなどとは申すつもりはありませんが、長時間、大声、人々を傷つける言動、の三拍子そろった陽キャたちの雑談にはホトホト嫌気がさします。

電話の最中に通話の相手から「賑やかな事務所ですね・・・」と言われたことが何度もありますし、集中力が削がれて間違いが発生しそうになるため、席を離れてトイレなどで呼吸を整え直すこともあり、思わぬ時間のロスにもつながっています。

事務所から20歩ほど歩けば工場です。油断すれば大怪我や死亡事故だって起こりかねません。ある程度の緊張感の維持は必要です。

陽キャ」の中には幹部職員や管理職も含まれているため、どんなに迷惑を被っていても誰も指摘や注意ができません。

中でも陽キャの中の陽キャ」ともいえる「超陽キャの女」が特に最悪。入社して数年が経っても何一つ仕事はできず、毎日お茶を飲みながら大音響雑談の輪の中心にいるだけ。特に任せられている仕事も無く、責任も重圧もないことから、職場に来るのが楽しくて楽しくて仕方がないご様子。朝はズングリしたデカいBMWに乗って颯爽と出勤し、夕方は正社員より1時間早く帰るパートタイム社員。この女が入社した数年前から事務所のムードがガラリと変わったと感じます。

陽キャ」の人たちに共通するのは、精神年齢が幼い状態を保ったまま40才とか50才になったかのように感じること。とにかく言動が幼く、無邪気、天真爛漫。思いついたことは考えることなく無条件反射のようにすぐに口を衝いて出る、といった様子です。

陽キャ」の中にはしっかりと仕事をこなす人もいますが、仕事は周りの職員に押し付けて逃げ回るズルい人が多いように感じます。自分では責任を伴う仕事をしていないので、仕事で悩んだり苦しんだりすることは無いんでしょう。

「職場」というところは、真面目に仕事に取り組んでいる人にとっては本当にツラいところで、腹の底から大笑いできる場所ではないと思います。たまたま自身の仕事が比較的順調なときでも、難しい課題に直面したり、お客さまとの間でトラブルが発生して困り果てている職員は周囲には必ずいるはず。腹の底から大笑いなどしてはならない場だと考えています。

「職場」や「仕事」があまりにツラくて退職したり、精神を病んだり、自殺をしてしまう人が全国には数多くいます。それくらい「職場」とは働く人にとって厳しいところなんですが、そんな「職場」で連日楽しく轟音を響かせて大笑いしている「陽キャ」たち。責任も重圧もない状態の限られた一部の人たちなんだろうと思うんです。職場の「陽キャ」、大迷惑ですし、大嫌いです。

この「陽キャ」たち、恐らくは子どものころからこんなノリで、小学校、中学校、高等学校で同じクラスや部活動の人々を無意識のうちに笑いものにしたり、多くの人たちを踏み台にしたり傷つけたりしてきたのではないかとさえ考えてしまいます。

-・・・-

これ以上「陽キャ」が増え、真面目に仕事をこなす「陰キャ」職員を支配し利用し搾取するようになり、しかも「陰キャ」職員の善意によって業務が支えられているにもかかわらず、その「陰キャ」職員を嘲り笑う風習が定着するようになると、この職場の秩序は簡単に崩壊すると思います。いや、一度崩壊してしまえばいいんだと思うことすらあります。