埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

「コロナ渦(うず)で大変です」と話しかけられて困った(^^)

工場で原材料や資材、消耗品などの調達を担当している私は、毎週金曜日に多くの品が入荷するように日程を調整しています。

金曜日に大量の荷受作業や検収作業をして極度の疲労困憊状態になったとしても、翌日が土曜日で休みなので体力の回復を図ることができます。

先週金曜日(6月26日)も、さまざまな物品の納品に多くの方が来られ、雑談を交えながら荷降し作業をしたのですが、ご納品に来られた方の放った次の一言に返答ができませんでした。

 

お取引先「いや~、コロナ渦(うず)で大変ですよね~」

わたし 「え? あ?・・・はい・・・」

 

お気づきの方も多いと思いますが、このお取引先の方は、新聞やテレビでよく目にする「コロナ禍(か)」を「コロナ渦(うず)」と誤って認識されているようなんです。勝手に想像しますと、新型コロナウイルス群がグルグルと渦巻いていて、人々がその渦に巻き込まれないように必死にもがいている様子を思い描いているのではないかと感じた次第。

咄嗟に「え、コロナ禍(か)のことですよね、コロナ渦(うず)ではないですよ」などと間違いをズバッと指摘したら、それはそれで気まずい雰囲気になるかな、と考えて曖昧な返事しかできませんでした。

荷降しや検収作業を終え、このお取引先の方が帰られた後になって・・・「あ、やっぱり間違っていることを教えてあげるべきだったかな・・・、他所で恥をかいたら気の毒だな・・・。逆に悪いことをしたかなぁ・・・」などと考え込んでしまいました。

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ただ、「戦「戦のように、非常に似た言葉で「渦(うず)」という字を使うケースもあります。広辞苑によりますと。

「戦(せんか)」戦争によるわざわい。戦争の被害。

「戦(せんか)」戦争によって起る混乱。

とあり、「渦(うず)」という字には周りを巻き込んだり、影響を及ぼしたりしながら混乱を引き起こすようなイメージがあるのかと思います。

ですので、「コロナ渦(うず)」も全然ダメな間違いではないのかなと、そのお取引先の方を一応は弁護したいと思います・・・(^^)

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とは言っても、この度の「コロナ禍」はやはり「禍」という字を用いるのが適切かと感じます。

で、早速ネット上で「コロナ渦(うず)」と誤って書かれているサイトを探してみましたら、次々に出てきてビックリしました。

 

↓ 某大手新聞社

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↓ 某大手テレビ局系列ニュース

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これ以外にも「コロナ渦(うず)」と記されているサイトはいくらでも見つかります。

さらに「渦(うず)」以外にも誤っていると思われるサイトが見つかりました。

 

↓ 某政党のサイト

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このほかにも、個人のブログで「コロナ鍋」と誤っているサイトも発見しましたが、そのブログ主の方は何らかの障害を抱えているようなので、ここでは紹介しないこととします。

 

さらに「3密」「3としているサイトも驚くほどたくさん見つかりました。

 

↓ 某有力新聞社

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↓ 某政党所属地方議員公式サイト。「蜜」を探してみてください

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ここに紹介したサイトだけでなく、「コロナ渦」「3蜜」と書かれているサイトは無数にあります。まぁ、大手メディアや政党などでさえ間違えることがあると知り、自分のような素人だったらいくら間違えてもいいんだと、免罪符を手に入れたような気分になります。