現在の勤め先に入社したときから使ってきました電卓がついに寿命を迎えたようです。数字を表示する液晶が経年劣化し、「8」を表示するべきところ「3」とか「9」とか「E」などと表示されるようになりました。
↓ 液晶の経年劣化で、左から2桁目が「8」になっていません
この写真を撮影するときは、しっかりと「8」と表示される桁がたまたま多かったのですが、ここ数日は他の桁も表示がおかしくなってます。
今の勤め先に中途採用されて入社したのが平成12年(2000年)9月ですので、20年弱使用し続けてきました。この電卓は私が入社した時にはすでに会社の備品としてありましたので、私の前任者も何年か使っていたはずです。この電卓は30年くらいは活躍していたのではないかと思われます。
見ての通り、通常の電卓とは違う「加算式電卓」です。大量の納品書、請求書、伝票などの集計に威力を発揮します。前職(銀行)でもプリンタ付きの加算機を使っていたことがありましたので、この方式の実務電卓が最も使いやすいです。
20年使ってきた電卓が経年劣化で使えなくなりましたので、会社で負担してもらって新しい電卓を買っていただくことも考えましたが、「加算式電卓」の便利さを理解してくれる方が周りにいないことから、通常の電卓より高価な「加算式電卓」の購入には反対されると予想し、自腹で購入しました。高価といっても5000円程度です。
↓ 新しい電卓が届きました(^^) ウレシ~
↓ 箱から出してみます。20年使ってきた機種の後継機です。デザインはほぼ同一
↓ カシオの「加算式電卓」も優れた品で評判も高いのですが・・・
やはり20年使ってきたSHARPの実務電卓は、目を閉じても操作できるくらい慣れ親しんでいますので、迷わず従来から使っている電卓の後継機種を購入しました。
↓ 新旧2台の電卓を並べてみます
液晶が劣化してダメになった電卓なんですが、20年間使い続けてきただけに、愛着があり、まだ廃棄することができません。こんなことでは手許はゴミだらけになってしまうので、割り切って廃棄しなければならないんですが・・・。もうすこし時間が必要かも・・・。
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20年使ってきた電卓は約310グラム。新しい電卓は約270グラム。新しい電卓は手に取ると「あ、軽いな~」と感じます。
↓ 新しい「加算式電卓」のキー。「加算式電卓」であっても・・・
「0」と「00」と「.」のキーの形状は凸型で、他のキーの形状が凹型であることは、みなさまが普段お使いになっている一般的な電卓と同じです。(一般的な電卓ですと「=」キーも凸型の形状です)
それぞれのキーをタッチする指の違いや指の動きによって、凸型のキーと凹型のキーがあります。
↓ 加算式電卓の特徴である大きな「+=」と「-=」キー
「+=」キーと「-=」キーの形状が右に大きく反っているのがお判りいただけますでしょうか?この反りが長時間に及ぶ集計や計算をしやすくしてくれます。細かいところまで人間工学に基づいて配慮されています。
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お気に入りの実務電卓を購入しましたので、張り切って業務に取り組みますが、9月20日に「勤続20年」に到達してしまうと、達成感から一気に気力が萎えてしまうかもしれません。
場合によっては、この加算式電卓を携えて、他の事業所に勤めてもうひと花咲かせたいと思ったりもしますが、雇ってくれるところなどないでしょうねぇ・・・(^^)