月曜日から猛烈な忙しさに見舞われ、久しぶりに疲労困憊状態で帰ってきました。たしかに夕方17時30分に帰宅していますので、傍目には余裕がありそうに見えると思いますが、朝6時半から夕方17時30分までの11時間のうち、昼食のカレーライスを食べに自宅に戻った15分間以外は常にドタバタと動いていましたので、帰宅後はすぐにバタンキューでした。
※ バタンキュー・・・布団やソファなど休める場所に倒れ込み、そのまま眠ったり意識を失ったりすること。「バタン」は倒れ込む音。「キュー」は弱ったさまや意識を失うさまを表す擬態語。昭和生まれの定番口癖だが現在では死語。・・・だそうです(^^)
あまりにも疲れていたため、今日の将棋・王将戦挑戦者決定リーグ戦、豊島竜王×藤井二冠のテレビ観戦は、グッタリと横たわりながら眠ったり目覚めたりの繰り返し。藤井二冠が歴史的大々逆転負けを喫した将棋でしたが、どこで大逆転になったのかよく判りませんでした・・・。
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さて最近、ニュース番組などで、ファクシミリ(一般的にファックス、FAXと称しています)が、我が国のIT化を阻害している・・・とか、先進国の中で日本が唯一ビジネスの場でファクシミリを利用している・・・とか、「いまだにFAXを使っている御社は効率化をする気が無い会社・・・」とか、悪者扱いされていて悲しくなります。そこまで酷く言わなくてもいいのではないかと思うのですが、これも時代の流れなのかな・・・(><)
今の勤め先では、数十人の事務職、営業職がいますが、ファクシミリの送受信は私が圧倒的に多く利用しています。仕事量そのものが絶対的に多いことに加え、メールよりファクシミリを好むからなんです。
ファクシミリは手書きの文字や図、ちょっとしたイラストを描いて簡単に相手方に送信できるので、非常に重宝しています。仕事場からファクシミリが消えてしまったら困ってしまいます。
欧米の先進各国ではファクシミリはビジネスの場ではかなり以前に廃れてしまったとのことですが、例えば英語圏ですとアルファベット26文字と数字10文字だけで、古くからタイプライターが普及していましたので、日本のように無数の漢字があり毛筆の文化を持つ国とは歴史的背景が異なるようにも思えるんです。
とはいえ、世論はファクシミリをビジネスの場から追放してしまいそうな勢いで悪者扱いをしていますので、いずれは消えてしまうのでしょうが、せめて私が勤め人をしているあと数年間は残って欲しいと願っています。
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最後に、普及型ファクシミリが出始めた頃、昭和50年の雑誌広告をご覧いただこうと思います。
↓ これです
NEC社のNEFAX-1000。従来型より小型低価格で1台55万円(^^)
それ以前のファクシミリはどれだけ高価なものだったんだろう・・・?