11月11日(水曜日)に、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の終着駅(豊洲駅)のその先にある「線路の終わり」を、一昨日(11月13日・金曜日)には、日暮里・舎人ライナーの終着駅(見沼代親水公園駅)のその先にある「線路の終わり」を紹介しました。
本日は、大宮駅から内宿駅(埼玉県北足立郡伊奈町)までの12.7kmを結ぶ、埼玉新都市交通伊奈線(愛称:ニューシャトル)の終着駅のその先にある「線路の終わり」を見に行きます。
↓ 埼玉新都市交通伊奈線(愛称:ニューシャトル)の終着駅、内宿駅
終着駅ですので次の駅は無く、破線が記されています。
↓ 終点内宿駅到着。ホームからは乗務員の方が利用する休憩所らしき建物が見えます
ゆりかもめや日暮里・舎人ライナーは自動運転で運転士さん不在でしたが、この埼玉新都市交通伊奈線は運転士さん1名が乗務しています。
終着駅である内宿駅ですが、多くの車両を停めておく車両基地のようなものは無く、到着した車両はそのまま大宮方面に戻るだけです。
↓ 内宿駅ホームから見える「線路の終わり」の標識
↓ 複線ですので、もう一方の「線路の終わり」を示す標識
この埼玉新都市交通伊奈線の隣(向かって右側)には、上越新幹線・北陸新幹線の高架橋があります。
↓ 内宿駅にはこの2000系電車に乗ってきました
運転士さん1名のみが乗務していますので「ワンマン」の標示があります
↓ この日は1050系の車両も見ることができました。
この2種類の車両に加えて、最新の2020系の車両も運転されていますが、この日は見ることができませんでした。
-・・・-
-・・・-
さて、内宿駅を出て、地上から見た「線路の終わり」の現場を撮影します。
↓ 豊洲駅周辺のような賑わいはありません。誰もいないので閑散としています
↓ 近づいて撮影します
↓ 少し離れた位置から撮影。右に内宿駅のホームが見えます
↓ 雑草が生い茂っていて橋脚には近づけないですね
↓ 線路の末端を正面から撮影
↓ 末端の橋脚に貼られてある銘板
望遠撮影ですのでやや鮮明さに欠けますが、辛うじて内容の確認はできます。基礎根入がスラブ下端から9.38mにも及ぶとは知りませんでした。また、しゅん功から37年経っているんですね。
-・・・-
東京と埼玉にある案内軌条式鉄道(AGT)3路線について、その終着駅の、その先にある「線路の終わり」の現場を見てきました。これまで興味はあっても地図や写真でしか見たことがなかった場所を実際に訪れることができて大満足でした。また派生的に、日暮里・舎人ライナーの回では、東京都と埼玉県の都県境も観察できました。「端」や「境界」に興味を抱く私の、ちょっと変わった小旅行に、3回にわたってお付き合いいただきましたみなさまには御礼を申し上げます。