昨年11月27日の参議院本会議で可決した、平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法等の一部を改正する法律案の「2021年の祝日の特別措置」により、今年(2021年=令和3年)の7月、8月、10月の休日が変更されました。
年末近くになって休日の変更を発表したのですが、その頃には今年のカレンダーはすでに印刷済み。印刷済みどころか、すでに日本中に出回っていました。
私の手許にあるカレンダーの7月、8月、10月は、当然ですが変更前の状態です。カレンダー業界のことは詳しくないのですが、9月か10月ごろには印刷を終えているんじゃないかと察しています。
↓ 私の手許にあるカレンダーの7月、8月、10月の休日。当然変更前の状態です
全国に行き渡ったカレンダーは殆ど全てがこのような休日になっているはずです。
しかし、年末になって2021年(令和3年)の休日の変更が発表され、7月、8月、10月の休日がこのカレンダーとは異なってしまいました。
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今年の夏から秋にかけて、本来は会社や学校に行かなければならない日にうっかり休んでしまったり、逆に休日であることを知らずに張り切って会社や学校に行ってしまう人が必ず現れると思います(^^)
休日が変更になった7日を変更前と変更後にまとめました。
変更前 変更後
7月19日 海の日(祝日) 平日
7月22日 平日 海の日(祝日)
7月23日 平日 スポーツの日(祝日)
8月 8日 日曜日 山の日(祝日)
8月 9日 平日 振替休日
8月11日 山の日(祝日) 平日
10月11日 スポーツの日(祝日) 平日
こんなにたくさんの変更があります。
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勤め先の事務所では1年分のカレンダーを壁に貼り、数か月先の納期や工期を目で追いながら資材の発注業務や工程管理にあたっており、15年連続でカレンダー貼り付け係を私が自発的にやっています。当然のことながら、カレンダーを貼りつけた責任がありますので、7月、8月、10月のカレンダーは手書きで修正しています。
↓ 7月と8月
7月19日は赤文字(祝日)でしたが、黒のマジックペンで塗りつぶし、祝日になった7月22日と23日には赤丸を加えました。
8月8日は日曜日が祝日に替わりましたが特に手を付けず、振替休日となった8月9日には赤丸を加えました。変更前は祝日(山の日)だった8月11日は黒のマジックペン丁寧に塗って赤文字を黒文字に変えました。
↓ 10月にも変更があります
変更前は祝日(スポーツの日)だった10月11日は黒のマジックペン丁寧に塗って赤文字を黒文字に変えました。10月は祝祭日無しなのか・・・・トホホ・・・。
こうした一連の休日の変更が報道されているところを目にしたことが少なく、知らない人も多いような印象を受けます。また、全国に行き渡った2021年カレンダーの9割くらいは変更されていないのではないかと思われます。
今年の7月~10月はうっかりミスで欠勤や欠席になったり、休日に出勤や登校してしまわないよう、今一度確認しカレンダーを修正しておかれることをオススメします(^^)