埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

多言語自動翻訳機を借りて試してみました・・・

私は家族とともに勤め先の会社の福利厚生施設である社宅に住まわせていただいて20年になります。その社宅は長屋のメゾネットタイプで、1階と2階を合せると5LDKに相当します。5世帯が居住できる社宅ですが、そのうち2世帯分は外国からの研修生の集団寄宿舎として利用されています。また周囲は閑静な住宅地で、多くの人々が暮らしています。

 

私の居住している部屋の隣も外国人研修生の集団寄宿舎として利用されているのですが、民族や国民性の違い、文化や意識、価値観、倫理観の違いもあり、一般的な日本人には考えられない行動をすることがあります。

 

故国を離れ、遠く離れた日本で暮らすのはつらいだろうと思い、多少のことは大目に見てきました。しかし、深夜まで大声で話したり歌ったり叫んだりして近隣住民から苦情が入ったり、僅かなスペースでしかも積み上げた枯れ草の近くでバーベキューを始めて火災発生の危険性にハラハラさせられることが頻発しますと、これは黙って見ているわけにはいかなくなります。

 

社宅に暮らす5世帯のうち、近隣住民と親しくしているのは私とその家族だけですので、苦情(といっても穏やかに、ですが・・・)は私のところに入ってきます。目に余る非常識な行動には私からそれを止めるよう申し入れなければなりません。

 

ところが、外国人研修生たちは日本語の会話どころか英語も全くできません。彼らの母国語でなければ全く理解できないので困っていました。過去にも会社の総務部を通じてバーベキューは火災発生の危険性があるので止めるようお願いしたことがありましたが、その後も繰り返しバーベキューをやっていることから、総務課からもうまく伝わっていないものと考えるのが自然です。聞くところによると、通訳は1か月に1度しか会社には来ないらしいです。普段の仕事の指示などは一体どうやっているのか不思議です。

 

↓ 一昨日の夜、ウチの隣で大声でバーベキュー。新型コロナ感染怖くないのかな?

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会社には外国人研修生は8名(全員男性)在籍しているはずですが、ゴールデンウィークなどの連休になりますと、15人くらいの外国人が集まってドンチャン騒ぎしています。会社にはいないはずの外国人女性も2~3人含まれています。恐らくは研修生の同じ国の出身者で他社に勤める仲間たちを呼び寄せて夜を徹して遊んでいるのだと思われます。いくつもの会社の外国人研修生たちの溜まり場になりつつあるようです。

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そんな窮状を45年来の友人(アマチュア無線仲間)に話しましたら、即座に「多言語自動翻訳機」を貸してくれました。頼りになる友人は本当にありがたいものです(^^)

 

↓ これです

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↓ なんと72の言語に対応しているスグレモノです(^^)

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早速、本体正面下部にあるマイクに向かって日本語で話して試してみました。

会社に在籍している外国人研修生の国籍が判明してしまわないよう、いくつかの言語で試しています。

 

↓ 最初はポルトガル語(ブラジルで用いられているバージョン)

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私が話した通りの日本語とそれに呼応するポルトガル語が瞬時に表示されます。音声も出すことができます。

この翻訳機では、ポルトガルで用いられるポルトガル語とブラジルで用いられているポルトガル語が別々になっています。本当に優れたものだと感心しました。

 

↓ 中国語でも試してみます

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これも一瞬で翻訳してくれます。スゴイです。予想をはるかに上回る高性能です。

 

↓ ベトナム語でも試してみます

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これも難なく翻訳されます。全く申し分ありません。感激してしまいました。

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この優れた翻訳機を利用して、隣に住む外国人研修生らとのトラブルを平和的解決に導きたいと思います。

この多言語自動翻訳機、趣味の無線で海外交信の際に送話する決まり文句を調べることにも利用できそうなので、1台買っちゃおうかな~、と思います(^^)