毎月欠かさず購読している、アマチュア無線専門誌のCQ ham radioが、一昨日発売の2021年6月号で通巻900号を迎えました。
↓ 通巻900号となった2021年6月号の表紙
表紙には、CQ誌の創刊号から始まって、反時計回りで100号、200号・・・800号まで9冊が並べられていますし、本誌27頁から42頁にわたって創刊号から今月号までの全ての表紙を一挙公開しています。
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私が最初にCQ ham radio誌を購読したのは昭和49年(1974年)11月号で、小学校5年生の時でした。小学生にはやや難しい記事が多く、内容をあまり理解できていませんでした。それでもワクワクしながら夢中で読んでいたことを憶えています。
↓ 最初に購読した昭和49年11月号。
↓ 裏表紙にはTRIOのモービル機の広告
この昭和49年11月号は通巻341号。それ以来ほぼ毎月購読していますので、500冊以上は読んでいます。
なお、この昭和49年11月号は、一度は他の大量の書籍や雑誌とともに処分してしまったため、数年前にヤフオクで買い戻したものです。
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次に私の手許にある最も古いCQ ham radio誌をご覧いただきます。
↓ 昭和29年(1954年)4月号、通巻65号。ヤフオクで最近入手しました
表紙の右下に大きく「QTH」と記されているので、お気づきの方も多いと思いますが、この号は記事が少なく、大半が「局名録」です。
「局名録」に掲載されている局は以下のとおりです。
JA1AA~JA1VZ JA1AAA~JA1ADX
JA2AA~JA2IJ
JA3AA~JA3IZ
JA4AA~JA4DP
JA5AA~JA5BZ
JA6AA~JA6ET
JA7AA~JA7CZ
JA8AA~JA8BZ
JA9AA(exJA2WA)~JA9CM(exJA2YM)
JA0AA(exJA1WA)~JA0CN(exJA1YN)
戦後アマチュア無線再開直後に開局されたOM各氏のお名前、生年月日、使用周波数、電波形式、終段管、住所、職業勤務先(学校)、空中線、特技・趣味、所属クラブなどが掲載されていまして、この当時のアマチュア無線界の様子を垣間見ることができ、OM各氏の人物像までもが浮かび上がってくるくらい充実した局名録です。個人情報保護が叫ばれている現代では考えられないですね。Hi
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ここまでお付き合いいただきましたみなさまには、この昭和29年(1954年)4月号の裏表紙もご覧いただきましょう。
↓ 裏表紙です
本日は以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。(^^)