日本自動車連盟(JAF)が会員向けに年間10回発行している「JAF Mate」が、来年4月から季刊誌となるとのことです。
↓ 手許にある日本自動車連盟(JAF)会員向けの冊子「JAF Mate」
毎号、珍しい動物や鳥類の表紙が楽しいです(^^)
これまで「JAF Mate」は、「1・2月合併号」「3月号」「4月号」「5月号」「6月号」「7月号」「8・9月合併号」「10月号」「11月号」「12月号」と年間10回JAF会員に郵送されていました。それが来年の4月からは年間4回の季刊発行(春・夏・秋・冬)に変更され、それを補完すべくスマートフォンやパソコンで常時閲覧できる「JAF Mate Online」というウェブサイトを立ち上げるそうです。
↓ 「JAF Mate」10月号52頁、11月号50頁に「重要なお知らせ」が
↓ JAFのウェブサイトにも季刊化のお知らせがありました
「JAF Mate」の発行回数を減らすことによる年会費の値下げ措置は無いそうです・・・。
個人的には「JAF Mate」が郵便で届くのを楽しみにしており、隅々まで楽しく熟読していましたので、季刊化は少々残念です。ですが、時代の流れに沿った環境負荷低減に向けた取り組みでもありますので季刊化については理解を示したいと思います。
JAFの説明では、冊子季刊化による二酸化炭素削減効果は年間24356トンにも上ると試算しています。
蛇足ながら・・・
「JAF Mate」の公称発行部数は約1292万部です。制作費(企画・取材・原稿依頼・写真撮影・編集・原材料調達・印刷製本・封入など)は不明ですが、「JAF Mate」の1冊の定価が95円ですのでこの数字に60%を乗じた金額を年間6回(発行回数10回を4回に減らすので)で仮計算してますと・・・
1292万部×95円×60%×6回=44億円程度は制作費を削減できるのではないかと思われます。
また第三種郵便物(100グラム以内)の料金は71円で、大量割引7%が適用されるとして、削減できる郵便料金は・・・
1292万部×71円×6回×93%=約51億円
なんと郵便料金だけでも年間約51億円の削減が図れます。
制作費と郵便料金とを合わせて年間約95億円の削減が見込まれるんですね。巨大組織だけに冊子の季刊化の効果は絶大です。
あ、冊子季刊化の主目的は「二酸化炭素排出削減」でしたね・・・。いつもの悪いクセでついついゼニ勘定のことなどを考えてしまいました。大変失礼しました・・・(^^)ゝ