埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

今年1年間の「NHK将棋講座」の表紙を並べる

今日11月17日は「将棋の日ですので、将棋の話題を投稿します。1週間くらい前に「将棋世界」という月刊誌の表紙を1年分並べましたが、今日は「NHK将棋講座」の表紙を1年分並べてみます。

あ、その前に、何故11月17日が「将棋の日」なのかを簡単に説明します。

将棋好きで有名な江戸幕府8代将軍徳川吉宗は、1716年(享保元年)から年に1度、旧暦の11月17日に江戸城内で御城将棋(おしろしょうぎ)を開催したことから、1975年に日本将棋連盟新暦の11月17日を「将棋の日」と制定したものです。

なお、御城将棋とは、「将棋所」という役職を名乗る将棋指しが将軍の面前で対局をする行事のことです。

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毎年11月17日は「将棋の日」の公開イベントが行われていまして、今年は千葉県木更津市で行われました。今日の「将棋の日」イベントの模様は12月26日(日曜)午前10時からNHKのEテレ(教育テレビ)で放送されます。

 

さてそれでは、今年1年間の「NHK将棋講座」の表紙を並べてみます。

 

↓ 上段左から右へ1月号~3月号 下段左から右へ4月号~6月号

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1月号=藤井聡太二冠と師匠の杉本昌隆八段 2月号=渡辺明名人 3月号=清水市代女流七段 4月号=木村一基九段 5月号=稲葉陽NHK杯選手権者 6月号=中原誠十六世名人=2009年3月引退 (肩書は表紙に載った当時のものです)

 

↓ 上段左から右へ7月号~9月号 下段左から右へ10月号~12月号

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7月号=西山朋佳女流三冠 8月号=佐藤康光九段 9月号=藤井聡太二冠 10月号=戸辺誠七段 11月号=丸山忠久九段 12月号=佐藤天彦九段 (肩書は表紙に載った当時のものです)

 

NHKの将棋講座は毎週日曜日の午前10時から30分間放送されている「将棋フォーカス」の後半部分で放送されています。上半期は4月~9月、下半期は10月~3月でそれぞれの講座が開講しますので、この「NHK将棋講座」誌は本来であれば4月号から3月号の12冊を並べるのが筋ですが、11月9日の投稿記事(今年1年間の「将棋世界」の表紙)と比較するため、あえて1月~12月号で並べてみました。

将棋世界」誌の表紙は、その時その時の話題の中心となる棋士具体的にはタイトル戦の挑戦、防衛、奪取をした棋士が表紙に採用されることが多い傾向にあります。

「NHK将棋講座」は講座の講師を務める棋士、NHK杯将棋トーナメント優勝棋士、そして過去に実績を残した名棋士が中心になります。そのため数日前まで竜王だった豊島将之九段や、年間通じて王座のタイトルを保持し続けている永瀬拓矢王座でも表紙に採用されていません。それでも藤井聡太二冠(現在は竜王)は二度も表紙に登場しています。

各誌の表紙に掲載される棋士の基準というか傾向があり、毎月書店に買いに行く際には「今月の表紙は誰だろう?」とワクワクします。将棋世界」は毎月3日、「NHK将棋講座」は毎月16日発売です。書店で見かけたら是非手に取ってみていただきたいです。「へぇ、将棋ファンはこういう雑誌を毎月購読してるんだ・・・」と知っていただくだけでも嬉しいです。

 

11月17日の「将棋の日」にちなみ将棋の話題をお届けしました。日曜日の午前10時からの「将棋フォーカス」、10時30分からの「NHK杯テレビ将棋トーナメント」も是非ご覧いただきたいと思います。数十年前、子どものころに将棋を指していたことがある方でしたら、過去の記憶が蘇ってくるかもしれないですよ(^^)