埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

来年3月末まで退職できない理由が発生・・・・

勤め先の会社では、3月に弟のように可愛がっていた若手イケメン経理担当者が退職して私もよく知る優良企業への転職を果たし、5月には兄のように慕っていた9才年上(67才)の先輩職員が体力の衰えを理由に退職します。

若手イケメン職員は、簿記会計専門学校で猛烈に鍛えられていたいただけに入社後すぐに経理部のエースとして活躍していましたが、その有能さを理解し評価できる経営幹部や管理職がいないため不遇な目に遭っていました。唯一私だけが彼の有能さに気付いていましたが、社内では何ら発言力の無い私にはどうしてあげることもできず申し訳ないと思っていました。彼のような人物はその能力をさらに発揮でき、正当な評価を受け、それに見合う待遇を享受できる会社に移ればいいのに・・・、と考えていましたので、この春、それが実現できて自分のことのように嬉しく感じました。

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9才年上の先輩職員は、私がこの会社に中途入社したときから21年半にわたってお世話になっています。金融業界という異業種から転職してきた私に対して多くの役職員が拒絶姿勢を見せる中、この先輩職員だけは親しくしてくれました。地獄で仏に会ったよう」という例えはまさにこのことです。業務終了後にフォークリフトの運転操作を免許取得するまで指導していただいたり、第一種衛生管理者国家試験の受験勉強の手ほどきもしていただきました。この先輩職員に優しく接していただき、しかも周りの意地悪な職員からも護っていただいたからこそ、私でもこの会社で21年以上も勤続できたと思います。この先輩職員がいなかったら、入社後1年もたずに会社を辞めて家族もろとも路頭に迷っていたかもしれません。

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親しくしていた2人の職員が3月と5月に会社を離れますので、私もそろそろ退職しようと考えていましたが、それができない理由が発生してしまいました。

その理由ですが、輪番制で8年に1度くらい回ってくる町内会の自治班長をこの4月1日から来年3月31日まで担当することになったことです。社宅に住んでいる私は、退職すれば社宅から速やかに退去しなければなりません。町内の住民から「自治会の班長がイヤで途中で転居して逃げ出したヤツ」と思われるのは不本意ですので、自治会の班長は任期満了日まで務めます。ですのでそれまでは何があっても退職はできません。

向こう1年間は、時間をかけて業務引継書を作成しながら転居先の物件探しや、引っ越しに備えての不要な物品の処分や書籍類のダンボール梱包を進めます。

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このゴールデンウィークの間に「1年後に還暦を迎えるにあたり、そのタイミングで退職したいので、私の業務を引き継いでくださる方を(社内の異動か新規採用で)探してください」「転居先の不動産選びや引っ越しの準備などのため今後は有給休暇を頻繁に取得しますがご理解ください」といった内容の書面を作成し、ゴールデンウィーク明けに所属長に提出したいと考えます。

 

このブログの記事も、これからは退職に向けての準備の進捗を報告することが多くなりそうです(^^)