埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

6月11日は普通1種免許取得記念日ですv(^^)v

4日前の6月7日に「初めての国家試験合格記念日」の記事を書いたばかりで恐縮なんですが、今日6月11日は普通自動車1種免許の取得記念日ですので、またまた「記念日ネタ」の記事です。

 

↓ 1981(昭和56)年6月11日、18才1か月で普通1種免許を取得しました

上が現在有効な運転免許証、下は18年前に失効して孔(あな)を開けられて返却された運転免許証です。免許の種類の欄がかつては12、現在は14に増えていることが判ります。これについては後述します。

 

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2年前の6月11日の投稿でも、普通一種自動車運転免許を取得した当時のことを投稿していましたので、その部分を貼り付けます。

 

↓ 2年前の記事です(一部修正した箇所があります)

 

高校2年から3年にかけての春休み(3月下旬から4月上旬)に公認自動車教習所に通い始めたのですが、通い始めたときはまだ17才10か月でした。教習所内での運転実技教習や学科教習を春休みのうちにどんどん消化し、5月の誕生日が来て18才になったらすぐに仮免許申請。仮免許を受けたら路上教習を所定の時間数(10時間)乗って卒業検定

その翌日には高校を1日休んで運転免許センターへ出かけて〇✖100問の試験を受験して無事合格。

同世代ではほぼ最速で普通自動車運転免許を手にしたことになります。

ただ当時は、合格しても運転免許証を受け取るまで2~3週間ほどかかっていました。当日交付ではありません。そのため、免許の日は6月にずれ込んでいます。運転免許証は、指定された日に地元の警察署に自転車に乗って出頭して受け取った記憶があります。

私と同じ昭和38年5月生まれの人は全国に約14万人いますが、普通自動車運転免許の取得についてはその当時は トップランナーの一人であったわけです。

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ここで、疑問に感じている方が多いと思います。高校生に自動車運転免許を取得させる親は何を考えているんだ・・・、学校の校則はどうなっているんだ・・・と。

 

まぁ、40年以上前の話ですので、高校の生活指導も校則も厳しくはありませんでした。通っていた高校は日清戦争のころ(1890年代)に創立し、旧制中学からの流れをくむ学校。校則は非常に緩かったです。高校3年の春のうちに自動車運転免許取得を済ませ、夏休み以降は大学受験勉強に専念する計画を立てている者もいました。4月生まれとか5月生まれはこの点有利ですね。

ほぼすべての生徒が大学進学を希望する高校に通っていたものの、私の親は大学受験に失敗したら郵便局に勤めて郵便配達員になってくれたらいいんじゃないかと考えていたようです。それには自動車運転免許は不可欠。したがって自動車運転免許の取得に対する抵抗感は薄かったようです。

私も、子どものころから珠算1級や電話級アマチュア無線技士国家試験、英語検定3級などの合格実績があり、普通自動車運転免許も、数ある免許や資格のうちの一つにすぎないことを強調したところ、すんなりと自動車運転免許取得に賛成してくれました。

あれから41年経ちました・・・。

 

↑ ここまで2年前の記事でした(39年経ちました→41年経ちましたなど、一部修正を施してあります)

 

さて今日の記事の冒頭でも申し上げましたが、以前の運転免許証は免許の種類の欄は12でしたが、現在は運転免許制度が変わり「中型」「準中型」「中型二種」の3つが増えたため、免許の欄が14あります。

え? 新たな運転免許が3つ増えたら、免許の種類の欄は15必要では・・・、と疑問に感じられた方も多いと思います。その通りです。15種類の免許に対して14の欄では1つ足りません。そのため「けん引一種」と「けん引二種」が右下の欄に統合され、けん引1種のみの場合は「け引」と、けん引二種まで取得しますと「引・引二」としています。

2019年まで警察庁のホームページに載っていた「運転免許証の見本」では、全ての運転免許を取得した日本花子さんの運転免許証が掲載されていました。そちらをご覧いただければご理解いただると思います。

 

↓ 2019年まで警察庁のサイトにあった日本花子さんの運転免許証見本

日本花子さんは、けん引一種とけん引二種の両方をお持ちなので「引・引二」となっています。私のように、けん引一種のみの免許ですと「け引」となります。こうして15種類の運転免許が14の欄に収まる仕組みになっています。

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ちなみに、この日本花子さんは実在する人物なのかどうかも含めて詳細は不明でしたが、現在の警察庁のサイトに掲載されている「運転免許証・運転経歴証明書」の見本の二代目・日本花子さんは実在の人物であることが確認されています。

 

↓ 二代目・日本花子さん=警察庁のホームページより

この写真の方は、フリーアナウンサーの平井香織さん(SHUプロモーション所属)であることが知られています。

初代日本花子さんの免許の種類の欄が全て埋まっているのに対し、二代目・日本花子さんの免許証では「準中型」と「普通」の欄が埋まっていません。平成19年6月1日までに「普通」免許を取得していた場合は「中型」に移行して「普通」が消え、平成29年3月12日に新設された「準中型」免許はその下位免許なのでこの欄も埋まらないといったリアリティを演出するためなのかと思われます。

初代・日本花子さん、二代目・日本花子さんのお二人ともに免許の条件に「眼鏡等」が記されているところもなかなかの好演出だと思います。

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最後に、これは意外と知らない方が多いと思いますので書かせてください。

大型・中型・普通・大型特殊・けん引の各免許には二種免許がありますが、準中型免許だけは二種免許が存在しません。準中型免許は貨物車の細分化を目的に導入されたため、普通自動車と乗車人員が変わらないためその必要性が無いからなんです。