標題、解りにくいですよね(><)
たまたま50年前の郵便番号簿の巻末に掲載されている、1972(昭和47)年2月1日からの通常郵便料金の一覧表を眺めていましたら、現在よりも50年前の方が料金が高い区分があることに気付きましたので、ご覧いただきたいと思います。
↓ 1972(昭和47)年2月1日から実施された通常郵便料金
第1種定形外郵便物の「4Kgまで」の区分の料金は、1700円でした。赤い矢印を付しております。
↓ 現在の通常郵便料金
第1種定形外郵便物の「規格外4kg以内」の料金は、1350円です。これも赤い矢印を付しております。
3kgを超え、4kg以内の定形外郵便物の料金は、現在よりも50年前の方が高かったことが判りました。
ちなみに通常はがきは、50年前が10円で現在は63円。50年を経て6.3倍になっています。また25gまでの一般的な定形郵便物(いわゆる封書)は50年前が20円で現在は84円。50年で4.2倍になっています。
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定形外郵便物の料金を50年前と現在とで1kgごとに比較してみます。(1kgの定形外郵便物も規格外として扱います)
重 量 昭和47年 現 在
1kg 250円 710円
2kg 700円 1040円
3kg 1200円 1350円
4kg 1700円 1350円
現在は、重量が増えても料金は急激に増額されることはないのですが、50年前は重量が1kg増えるごとに料金をドカンドカンと上げていることが判ります。
郵便物を配達する際に自動車やオートバイを使っている現在に比べ、自転車で配達していた50年前は、重量のある郵便物は配達される方には負担になっており、その分を料金に反映させていたのではないかと勝手に想像しています(^^)